船高日記

【コーラス部】第2回 熊本地震復興祈念コンサートに出演しました




4月16日(月)に行われました、第2回 熊本地震復興祈念コンサートに本校コーラス部が合唱団の一員として出演しました。
演奏した曲はベートーヴェンの交響曲第9番です。



今回の復興祈念コンサートでは“全ての人が兄弟になる”という歌詞に焦点を当てて演奏しました。
また“あなたの不思議な力が時代が作った分断を再びひとつにする”というフレーズもあります。
これらは今の熊本、そしてこれからの創造的復興に向かう熊本のために作られたかのようにも思えます。




演奏会当日は蒲島郁夫熊本県知事、大西一史熊本市長もお越し頂き、大変感動的なコンサートとなりました。




指揮は国内外で大人気の広上淳一さんをお迎えしての演奏会でした。
オーケストラは福岡の九州交響楽団を中心に日本の多くのプロオーケストラやタイのバンコク交響楽団のメンバー、熊本で活躍中の音楽家の方々にも加わっていただき、今回だけの特別な編成になりました。




終演後の様子。熊本県立劇場が感動の渦に包まれました。



終演後、マエストロ広上淳一さんと本校コーラス部部員と記念写真。



指揮者・広上淳一
《プロフィール》

東京生まれ。東京音大指揮科に学ぶ。1984年第1回キリル・コンドラシン国際青年指揮者コンクールに優勝し、国際的な活動を開始。フランス国立管、ベルリン放響、コンセルトヘボウ管、モントリオール響、イスラエル・フィル、ロンドン響、ウィーン響などメジャー・オーケストラへの客演を展開。91~95年ノールショピング響首席指揮者、98~2000年リンブルク響首席指揮者、97~2001年 ロイヤル・リヴァプール・フィル首席客演指揮者、91~2000年日本フィル正指揮者を歴任。近年では、ヴァンクーヴァー響、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ響、サンクトペテルブルク・フィル、ボルティモア響、シンシナティ響、スタヴァンゲル響、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、ポーランド放響、スロヴェニア・フィル、サン・パウロ響、バルセロナ響、ニュージーランド響等へ客演。06~08年には米国コロンバス響音楽監督を務め数々の名演を残した。

国内では全国各地のオーケストラはもとより、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団からも招かれ、聴衆および批評家からともに絶賛されている。

オペラ指揮でもシドニー歌劇場におけるヴェルディの《仮面舞踏会》や《リゴレット》が高く評価されたのをはじめ、近年では日生劇場《アイナダマール》、《ドン・ジョヴァンニ》、新国立劇場《椿姫》、《アイーダ》等が記憶に新しい。

15年京都市交響楽団とともにサントリー音楽賞受賞。16年第36回有馬賞受賞。

現在、京都市交響楽団常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー、札幌交響楽団友情客演指揮者。東京音楽大学指揮科教授。