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2021年12月の記事一覧
今、熊聾では・・・(その359)
12月21日、熊本県キッズサッカー協議会様から小学部児童にクリスマスプレゼントが届けられました。また、22日には「ゆめマートユニオン」様から全幼児児童生徒にクリスマスケーキを贈呈していただきました。
いずれも本校が長くお世話になっている方々です。
子供たちへの一足早いクリスマスプレゼントをありがとうございました。
プレゼントを手にした子供たちの笑顔が浮かんできそうです。
さて、校長室からの便りですが、年内掲載は本日分が最後となります。
次号は、3学期始業式以降になります。
令和3年12月24日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その358)
第4回「障がい児者・きょうだい・両親の作文発表会」テーマ『ありがとう』において、本校高等部水本さんの作文が最優秀賞を受賞しました。
この作文発表会は3年前から始まったものですが、昨年からはコロナの影響により、発表会は行われず作文集配付という形になっています。主催者である熊本県障害児・者親の会連合会会長の坂田様のお話によれば、水本さんの作文には、審査者全員が高得点をつけていただいたそうです。
水本さんの作文はこちらから閲覧可能です。
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令和3年12月23日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その357)
12月20日(月)、高等部生徒会主催によるスポーツ大会が開かれました。
紅白に分かれ、生徒だけではなく職員もハチマキを締めて参加し、賑やかな大会になりました。
午前の部では、ポートボール、ソフトバレー、人借り競争、午後の部では大縄跳び、綱引き・リレー、と全員が楽しめる競技を生徒会執行部が考えてくれました。お陰で、生徒・職員の歓声が飛び交う催しとなり、終始盛り上がりました。
午後の部からは中学部生徒も参加し、中高間の親睦を深める良い機会にもなりました。
みんな、ありがとう。
令和3年12月22日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その356)
中学部修学旅行2日目は、「天草ロザリオ館」「大江天主堂」「﨑津天主堂」を午前中に廻りました。ロザリオ館には、祈りを捧げるための隠し部屋が再現されています。江戸幕府による厳しい弾圧下にあっても、密かに信仰を続けた人々の苦しみ悲しみ、そして逞しさや強さを感じました。必見の価値ありです。
また、午後は高浜焼の窯元で絵付け体験をさせていただき、生徒共々思い出づくりもできました。
今回の旅行では、同じ熊本県内に居ながら、足を運ぶことがほとんどない場所に行くことができ、本当に良い学習ができました。
3日目、生徒たちはボルダリングに挑戦‥レベルを少しずつ上げていき、腕全体がヘトヘトになるまで頑張っていました。おそらく翌日は凝りまくったことでしょう。インストラクターのお兄さんからは、熊聾からの修学旅行団に対応するために事前に手話を学んだり、筆談用具を用意されたりしたことを聞きました。有難いことで、とても嬉しくなりました。
3日間の食事も格別で、思い出に残る美味三昧になりました。お裾分けとはいきませんが、写真でどうぞ‥
令和3年12月21日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その355)
中学部修学旅行①
中学部2・3年生は、12月15日から2泊3日の旅程で天草方面に修学旅行に出かけました。
1日目は「天草四郎ミュージアム」、「富岡城跡」「苓北町歴史資料館」を訪ね、天草の地に刻まれたキリシタン史を中心に学びました。教科書での学びと実地での見聞を併せることで、興味が湧き
、知識がより確かなものになるように思いました。
車中で雲仙普賢岳を眺めながらの雲のできかた講座、石垣や石畳を凝視しながらの鉱物ラーニング、植物観察、砂州のこと等々、いろんな学びがありました。
生徒たちは帰ってからのまとめが大変かも‥
令和3年12月20日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その354)
管理棟の廊下の幅を狭くしていた仮囲いが外され、トイレ工事の終了が見えてきました。新調されたトイレは12月末からは使用できる予定です。
こちらの工事はやがて終わるのですが、先週末に共同教育センター棟に新たな仮囲いが施されました。これは、共同教育センター棟にエレベーターが設置されるためのもので、3月までは工事が行われます。
日中、大型車両の出入りがありますので、特にグラウンド手前の通路を通る際には注意が必要です。
皆様の御協力をどうぞよろしくお願いいたします。
追伸
明日から3日間、中学部修学旅行に同行しますので、その間は校長室からの便りはお休みさせていただきます。
令和3年12月14日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その353)
12月10日(金)、小学部では持久走大会を行いました。
当日朝方までは降っていた雨が上がり、気温は高すぎず、低すぎず、絶好のコンディションで臨むことができました。
それぞれの学年に応じた距離をどの子も完走することができました。去年まではペース配分ができなかった子がペースを考えながら走っていたり、高学年ではタイムより順位を気にしながら走っている様子が見られたり、腹が痛いのに耐えながら歯を食いしばって走っていたりと、全員が成長している様子を見ることができました。
応援していただいた保護者の方々は20人を超えていたようです。ご参観くださり本当にありがとうございました。
令和3年12月13日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その352)
小学部の取組として、北海道の旭川聾学校、愛知県の岡崎聾学校、島根県の浜田ろう学校、筑波技術大学、そして本校が連携しての「ペンタゴンプロジェクト」が今年からスタートしています。これまで、浜田ろう学校で収穫したひまわりの種を各学校で栽培するなどの取組を行ってきましたが、12月7日(火)に子供たち同士の初めての顔合わせとなるオンライン交流を行いました。
本校からは小学部4,5年生9人が参加し、1時間の交流を楽しみました。各学校からの地域や学校紹介&質問コーナーがあったり、ゲーム交流があったりと、はじめは緊張していた子供たちですが、次第に盛り上がりを見せていました。
今後は、子供たちの意見やアイデアも取り入れながら、将来的には授業交流等にも繋がっていければと思っています。
一昨日の熊本日日新聞朝刊に当日の様子が掲載されましたので、まだ御覧になっていない方はどうぞ御一読ください。
令和3年12月10日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その351)
12月7日、中学部の教室を回りました。1,2年生は生徒会役員選挙に向けた準備と練習を、2,3年生は来週実施予定の修学旅行を前に、事前学習を進めていました。
1年生は、どの生徒も皆、真剣な眼差しで取り組んでおり、生徒のひたむきさと頼もしさを感じました。
2,3年生の生徒たちの関心が高いのは、食事やお土産のこと…?!
予算やインターネットで調べた資料をもとに、楽しげに先生や友達と相談していました。私も2泊3日の修学旅行に同行します。生徒・先生たちとの道中をとても楽しみにしています。
令和3年12月9日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その350)
12月1日、PTAと進路指導部の共催で小学部4年生以上の児童と中高生、そして保護者を対象に「スマホ・携帯安全教室」を開催しました。
講師としてKDDI(株)のタンジ紅子さまをお迎えし、携帯・スマホの課題について理解を深め、児童生徒一人一人が危機意識を持つことを目的に開催したものです。
当日は講話だけでなく、多くの動画を提示していただきながら、SNSを通じて知り合った相手との関わり方や、「スマホ依存症」の恐ろしさなど、被害者になってしまった時の恐怖と絶望感を忠実に御教示していただきました。
これからの時代、子供たち自身が危機回避できる能力が求められています。御家庭でも折に触れ、このことに関しても話題にしていただきながら学校と連携し、子供たちの理解を深めて参りましょう。
令和3年12月8日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その349)
12月2日(木)、本校卒業生(令和元年度卒)で、現在、肥後銀行に勤めている西垣さんと上司の方2名が来校されました。西垣さんの職場での頑張りを高く評価していただいていることを上司の方から伺い、とても嬉しくなりました。せっかくの来訪でしたので、高等部生徒たちとの対面の場を休み時間に設け、在学当時の担任である藤原先生から西垣先輩の紹介をしました。
照れ屋の西垣さんですが、職場での「あいさつ」の大切さを語ってくれました。また、寄宿舎での生活が職業人となった今、大変役に立っていることを話してくれたことは更に嬉しいことでした。
次回熊聾に来ていただくときには、しっかりと時間をとって後輩向けに講話をしてもらいたいと思っています。西垣さん、そのときはどうぞよろしくお願いします。
令和3年12月7日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その348)
12月1日から2日にかけて、A中学校の生徒さんが1泊2日で、本校での授業体験、聴力測定及び寄宿舎での宿泊体験をしました。
新型コロナウイルス感染症のリスクレベルが下がったことで、他の学部でも交流授業が実施可能となったり、教育相談の依頼が増えてきたりしています。
教育相談や交流授業等の依頼は随時受け付けていますので、どうぞ積極的な活用をお申し出ください。
令和3年12月6日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その347)
12月1日(水)、幼稚部青組の子供たちが「お店見学」に出かけました。前日の大雨の影響を心配したのですが、朝方までには雨も上がり、寒空ではありましたが、安心して健軍商店街に徒歩で向かうことができました。お家の方とは現地で集合し、お話しながら一緒に買い物を楽しんでくれたことでしょう。
来週は他のクラスでも「お店見学」が予定されています。
師走の街やお店の様子、雰囲気を感じ取ってほしいと思います。
令和3年12月3日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その346)
11月30日(火)、「2021チャレンジ小国GO」手話学習会が小国高校で開かれました。
この事業は地域の高校生が地域社会との交流の機会を持ち、様々な体験活動を通じて、福祉への理解を深め、社会の中での連携(共生の心)の意識を育むことを目的として、小国町社会福祉協議会と南小国町社会福祉協議会が中心となって毎年開催されているものです。
今年も当協議会から本校に、2回にわたる講師派遣の依頼があり、1回目(一昨日)は野田先生、齊藤先生が講師として出向き、簡単な手話クイズ、あいさつ、気持ちや動きの表現、そして指文字表を用いた高校生自身の自己紹介を中心に学習会を行いました。
初めて手話や指文字に出会う高校生も多くいたようですが、学習会の最後には全員が自分の名前を指文字で表すことができており、頭の柔らかい高校生の様子を間近で見て驚かされました。
2回目は来週8日、住吉先生、山田先生が講師を務めます。小国高校受講生の皆さん、楽しみにしていてください。
令和3年12月2日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その345)
11月26日(金)、「ろうのフリーランス」として様々な活動をされている盛山麻奈美さんが本校に来訪されました。
盛山さんは生まれも育ちも東京ですが、御主人である「ろうの写真家」齋藤陽道さん、そして子供さんと一緒に、昨年12月に熊本に引っ越してこられたそうです。
いつかお会いしてみたいと思っていた方ですが、コロナ禍でなかなか実現しませんでした。ですが、やっとその願いが叶った日でした。
近いうちに、本校の子供たちとの触れ合いの時間を設けたく思っていますので、御主人ともども御来校いただけるよう、各学部と相談し検討していこうと思っています。
令和3年12月1日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
管理責任者 校長 市原留美子