日誌

今、熊聾では・・・(その165)

 1月12日(火)、3学期始業式を行いました。

 中高生向けの始業式の中では、私からは「今年は辛丑(かのとうし)の年で、『辛いことが多い分、大きな希望が芽生える年』でもある。」という話をしました。新型コロナの影響を受け、これまでに幾つもの行事が中止になったり、変更を余儀なくされたりと、辛く大変だったことがありましたが、まだまだ気が抜けない状態です。

 今まで以上に緊張感を持ちながら、学校生活を送っていかねばなりませんが、子供たちそれぞれが持ち味(長所)を伸ばしながら、希望を抱き、目標を見失わずに歩んでいけるよう、熊聾教職員一同、しっかり支援していきます。

 少し強引ですが、「辛」という一文字は、一つ手を加えることで「幸」になります。皆のちょっとした知恵と工夫で、今年一年が幸多き年になることを願っています。

 
令和3年1月14日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩