学校からのおしらせ

熊聾時々新聞

今、熊聾では・・・(その394)

 3月1日(火)、高等部本科の生徒達10人が本校を巣立ちました。

 卒業生の凛とした姿、熊聾生として立派に成長した様子をみて、本当に嬉しく愛おしく思いました。

 卒業という大きな節目を迎えられたことは喜ばしいことではありますが、熊聾で最も在籍者数の多い学年だっただけに、残された私たちには寂しさも込みあげてきます。

 卒業式後のHR終了後には再度生徒保護者職員が体育館に集まり、記念撮影を行いました。また、思いもかけず保護者の皆様から職員にプレゼントがあり、重ね重ね有難く思いました。

 卒業生の皆さんがこれからも益々健康で新天地で活躍されることを祈っています。

 
令和4年3月3日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩 

今、熊聾では・・・(その393)

 過日、本校初代校長の安藤丑熊(あんどうしぐま)氏の御子孫でいらっしゃる市川様が御夫妻で来校されました。そこで、盲学校と本校がそれぞれに制作した「創立110周年記念誌」を、盲学校の校長先生と一緒に、直接お渡しすることが出来ました。

 またいつか御来校いただいた折には、ゆっくりと校舎内を御案内させていただきたいと思います。

 
令和4年3月2日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩 

今、熊聾では・・・(その392)

 梅の花、菜の花、春を告げる花々が咲き誇っている今日の佳き日、本校高等部卒業証書授与式を挙行します。

 本年度は10人の生徒が本校を巣立ち、新天地へ旅立っていきます。生徒たちは勿論保護者・御家族の皆様におかれましても、卒業の喜びはひとしおかと思います。誠におめでとうございます。

 卒業生の皆さん、卒業後の新たなステージに期待と不安はあるでしょうが、様々な人たちとの交流をとおして、多様な価値観や考え方を学び続けてほしいと願っています。そして、是非、多くの仲間や協力者を増やしていってください。きっと、貴方たちの将来の夢実現、目標達成のための大きな力のひとつになるはずです。

 あらためて、御卒業おめでとうございます。

 熊本聾学校はこれからも卒業生を応援し続けます。

 
令和4年3月1日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩 

今、熊聾では・・・(その391)

 2月21日(月)、寄宿舎で送別会が開かれました。

 最初の計画では送別夕食会が予定されていましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、夕食会は取りやめて、思い出のスライド上映と在校生・卒業生の言葉、そして記念撮影というシンプルな形で会が行われました。

 スライド上映では、寄宿舎での舎生たちの日常やイベント時のスナップ写真など、思い出がたくさん詰まった映像が流れ、会場には自然と笑いが起こったり、ある生徒は涙していたりと、寄宿舎生の絆の深さを感じることが出来ました。かなりの時間をかけて、かつ丁寧にスライドを作成してくれたのだろうと想像しました。

 また、高等部3年生は、時折声を詰まらせながらも、寄宿舎の先生方や友達に対して感謝の気持ちを語ってくれました。子供たちの成長と寄宿舎の先生方の温かさを感じたひとときでした。

 

令和4年2月28日      
熊本聾学校 校長 五瀬 浩 

今、熊聾では・・・(その390)

 高等部3年生が本校で過ごす日々もあと僅かになりました。

 先週は、小雪がちらつく中、高等部全体体育の中でキックベースボールが行われました。3年生チームと1・2年生チームに分かれて試合がありましたが、体力と経験に勝る(!?)3年生チームが圧倒的な強さを見せていました。

 また、別の日には高等部生徒と職員が参加しての送別ポートボールも行われ、生徒そして職員にとっても、思い出の1ページがまた一つ増えました。

 

 ※今週24日と25日は本校高等部入学者選抜学力検査及び幼稚部入学者選考考査のため、校長室からの便りはお休みします。

 

令和4年2月22日     

熊本聾学校 校長 五瀬 浩