学校からのおしらせ

熊聾時々新聞

今、熊聾では・・・(その329)

 校長公舎周りや保健室前にある金木犀の香りが漂い始めて久しくなります。金木犀の香りは個人的に大好きです!「いつもこの香りがあったらいいのになぁ」と思うほど…。

 そんなことを思いながら、保健室前の廊下を歩いていると、「香害」について書いてある中高生向けの保健室だよりが目に留まりました。その中には、「自分が良い香りだと思っていても、周りの人も良い香りと感じるとは限らない。」ことが、柔軟剤やシャンプー、香水などを例に挙げて書いてありました。

 さて、金木犀の香りは皆さんにとってどうなのでしょう?

 多分、香害ではないと思います。香りが楽しめる期間もあとしばらくです。是非楽しんでみてください。 

 
令和3年11月8日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

 

今、熊聾では・・・(その328)

 中学部では給食の時間帯に、前日夜のNHK手話ニュース845を各教室で視聴しています。1学期まで各自外向きで給食をとっていた状態から、同じ方向を見て食べるようになったことに伴って、9月から始めているものです。

 写真は、生徒と職員が手話と日本語で表示されるテレビモニターを見ている様子です。世の中の動き等について学ぶと同時に手話表現や日本語を学ぶ一助になっているかな…⁈

 

令和3年11月5日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩 

 

今、熊聾では・・・(その327)

 小学部では5・6年生の水俣方面への社会見学旅行、たんぽぽ学級の校外学習を皮切りに、3・4年生、1・2年生の校外での学習が控えています。

 気候も穏やかで、天気に恵まれれば絶好の校外学習日和になることでしょう。

 子供たちは貴重な校外での学習の機会を心待ちにしていることと思います。安全に楽しく充実した学習が出来ることを願っています。

 写真はすでに学習を終えた5・6年生の水俣病資料館等での学習の様子です。

 
令和3年11月4日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その326)

 10月27日、幼稚部の「動物園見学」に同行させてもらいました。

 朝は少し肌寒い気候でしたが、天気も良く、ほどよい時期の動物園見学となりました。ひとりの欠席もなく、幼稚部の子供たち20人全員が揃って、クラス毎に動物たちを見て回りました。クラス単位で行動することで、子供たちの体力等に合わせて無理のない行程を組むことができていたようです。

 朝一の開園とほぼ同時に入ったからでしょうか、動物たちは元気に檻の中で歩き回ったり、水の中で動いてくれたりとサービス精神旺盛でした。 

 今回、私は青組(4歳児)さんと一緒に行動しましたので、写真は青組の子供たちの様子です。

 「動物園見学」の翌日、子供たちは「さるのおうちをつくるよ~」と言って、段ボール調達に奔走していました。

 
令和3年11月2日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

 

今、熊聾では・・・(その325)

 10月27日から11月9日までは「読書週間」です。

 以下斜体文は、読書推進運動協議会から出されている文書からの一部引用ですが、「読書週間」は、1947年(昭和22年)、終戦の2年後、まだ戦火の傷痕がいたるところに残っているとき、「読書の力によって、平和な文化国家を創ろう」と決意をひとつに、出版社、取次会社、書店と公共図書館が力をあわせ、新聞、放送のマスコミ機関も加わって、11月17日から、第1回が開催されました。そのときのイベントの反響が素晴らしく、翌年の第2回からは、文化の日を中心にした2週間と定められました。

 さて、先々週、本校では学校司書の池浦先生による中学部生徒向けに特別授業がありました。池浦先生からは中学生の時期に是非読んでもらいたい本や生徒へのメッセージ紹介などをいただき、生徒たちは勿論、中学部の先生方にとっても、有意義な時間を過ごすことができました。授業後の生徒たちの感想を読んでみると、読書意欲がさらに高まっている様子が窺え、とても嬉しく思います。

 

令和3年11月1日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その324)

 本校の山田京子先生(中学部所属)が熊本県教育委員会から熊本県教育功労(優秀教職員)として表彰(マスター部門)を受けられました。山田先生は本校教育を強力に牽引してもらっているお一人として本校職員誰もが認める先生であり、専門教科である理科や英語の教科教育は勿論のこと、情報保障、各教科等における手話の利活用、プログラミング教育等々、先生の研究分野は広く、留まることを知りません。

 このたびの表彰は、長年にわたるICT関連の研究、教科における手話表現の検討・工夫、コミュニケーション支援のためのアプリ開発、遠隔情報保障の研究等の実践的研究が高く評価されたことによるものです。

 どんなに忙しい時でも、優しく丁寧に相談に乗っていただける山田先生は、本校にとって無くてはならない存在となっています。

 写真は熊聾校長室にて県特別支援教育課長の牛野様から表彰状を受けられた時の様子です。

 
令和3年10月29日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩   

今、熊聾では・・・(その323)

 中高等部校舎前の畑では、小学部の子供たちが植えた「はつか大根」や「人参」、その他諸々の野菜の種が芽を出し、葉を広げ始めています。

 乾燥した日が続いて心配していた時もありましたが、毎朝水やりに来る子供たちのお陰で、すくすく育っているようです。

 子供たちは水をかけていますが、私は「大きくな~れ、大きくな~れ!」とおまじないをかけています。


令和3年10月28日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その322)

 「平成28年熊本地震」における本校でのスクールカウンセラーの取組について、NHK制作局からインタビューを受けました。

 熊本県庁にある「平成28年熊本地震に関する資料」を見られ、熊本聾学校における取組を是非取材させてほしいとの申し出から受けたものです。

 取材された内容の一部が、NHK Eテレの「ろうを生きる 難聴を生きる」の15分番組の中で3分程度放映される予定です。

 放映予定日は、11月20日(土)20:45~21:00です。

 
令和3年10月27日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その321)

 10月20日(水)、寄宿舎で「お月見会」が開かれました。

 お月見会では、謂れ(いわれ)発表の後でお団子を食し、茶の湯体験をしました。私も茶の湯体験では小学生のSさんにお茶を淹れていただき、本当に有り難い経験となりました。

 ワクチン接種副反応等の関係で3人の生徒は共同教室には来られませんでしたが、なんと…皆、自宅からリモート参加をしてくれました。舎生の皆さん、そして先生方の周到な準備や配慮で、和やかでアットホームな「お月見会」となりました。

 

令和3年10月26日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その320)

 先々週までは気温30度超える日が続いていましたが、先週からは朝夕の冷え込みを感じるようになってきました。

 寒暖差による体調の変化やアレルギー反応等が出やすい時季です。衣服の調整や適度な運動など、日常の体調管理に気を付けて過ごしましょう。

 さて、グラウンド横のプロムナードには桜の木が数本並んでいますが、そのうちの1本だけが、季節を間違えたのか2分先程度に花を咲かせています。花びらをよく観察すると、ピンクと白の花が入り混じっています。グラウンドに出るとき、ちょっと視線を上にやってみてください。

 
令和3年10月25日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩