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熊本県との連携事業(第3回目)農業土木科

 農業土木科2年生を対象に、第3回目となる熊本県との連携授業を行いました。

 熊本県  県央広域本部農林部農地整備課と、熊本県土地改良事業団体連合会の方々が来られ、「サイホン工事概要」「サイホン工事現場見学」「先輩の講話」について学習をしました。

 総事業費22億円の基盤整備事業の概要から区画整備による換地についてと、農業用水を取水する施設の説明やサイホンの原理について学びました。また、サイホン布設の現場を担当している松本建設(株)より、ダクタイル鋳鉄管の布設施工とシュミットハンマー(コンクリートの圧縮強度を測定するための機器)の体験、ボルトの締め付け作業体験をさせていただきました。

 昨年度に本校農業土木科を卒業し、県庁に入庁した廣田技師と土地改良事業団体連合会に入社した白川技師、大学と専門学校を卒業して入社した女性職員により、講話をしていただきました。現在、三者面談中であるため生徒も質問をするなど進路に向けて、真剣に取り組みました。

 これからも農業土木の知識と技術を学び、農村の未来を創造できる技術者になれるように、学習と実習に頑張っていきたいと思います。