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雨 熊本県立大学で地下浸透能の実験装置製作のお手伝いをしました。

 4月26日(土)に1年農業土木科の希望生徒6名で熊本県立大学に行き車、緑の流域治水研究室が行っている雨庭雨(あめにわ)の浸透能実験のお手伝いを行いましたにっこり

 ところで雨庭(あめにわ)と言われても、何のことだか分からない方が多くいると思います。そこで、雨庭(あめにわ)について説明します。下の図をご覧ください。

 

 通常では、屋根に降った雨水が雨どいを通って、雨水管へ行き、その水が河川へと流れます。ほとんどの雨水雨が河川に流れ、水位が上昇します。この急な水位な上昇を減らす方法の一つあとして雨庭が挙げられます。

 雨庭は、庭にくぼ地を設けて、そこに雨水を集め、水を地下浸透させることにより、河川への水の流れを抑えます。

 雨庭は、水を地下浸透させることで水源涵養や生物多様性への効果等が期待できますにっこり

  はじめに、熊本県立大学に設置されている雨庭について説明を受けました鉛筆

熊本県立大学では、計測機器等で雨庭の効果を検証されていますにっこり

 その後、雨庭の地下浸透能のメカニズムを確認するために、土壌改良方法を数パターンに分けて実験装置の製作のお手伝いを行いましたニヒヒ

①プランター内に土を入れる前に、石を取っているところです興奮・ヤッター!

② プランター内に土を入れて、地盤を再現するために足で踏み固めているところです。この 後、数パターンの改良材を投入しました家庭科・調理

 ③直接地面を20cmと40cm手作業で掘りましたピースこちらも土壌改良材を入れて浸透能を計測します理科・実験

 今回の製作した実験装置で雨庭に適した土壌改良方法が明確になるかもしれません。今回、グリーンインフラについて学んだり、とても貴重な体験をさせて頂きましたにっこりありがとうございましたお辞儀本校農業土木科では、雨庭などのグリーンインフラや地下水涵養についても学べます鉛筆