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●R5.4 校長室より を更新しました。R5.4.25NEW

R5.4 校長室より

 令和5年度は小学部12人、中学部19人、高等部19人の新入生を迎え、161人(昨年度から13人増)の児童生徒でスタートしました。私は本校校長として2年目となります上村美紀と申します。

 本校は、今年度で56年目を迎える歴史ある学校です。今年度の入学式では久しぶりに生の歌声で校歌が響きました。私は、高等部の入学式で校歌の歌詞を引用して次のような話をしました。

・・・菊池支援学校の校歌には『明日を拓く勇気』、『扉を拓く力』、『未来を拓く学び』があるとうたわれています。これからの三年間、毎日の学びが明日の扉に続き、それを積み重ねることによって、皆さんが思い描く自分自身の将来の夢の実現につながっていきます。一日一日をかけがえのない一日にしてください。・・・

 始業式、入学式後の児童生徒の様子を見ますと、初めての学校、新しい教室、新しい友達や教師…様々な環境の変化に不安を抱えながら、一方では期待を膨らませて学校生活を送っていることがうかがえます。私たちは、何より161人の児童生徒が安心して、笑顔で過ごすことができる学校づくりを行っていきます。161人が持つ良さや可能性をしっかり受け止めて、根拠に基づく教育活動を行い、今日という一日が児童生徒にとって満足いく一日になるよう取り組んでまいります。

 今年度の学校経営方針を以下のように3つ掲げ、職員、保護者様、関係機関、地域の皆様とともに学校づくりを行っていきます。

 ○ 児童生徒の命・人権を大切にし、児童生徒を中心とする

 ○ 教育実践においては、根拠・専門性・創造性をもち、一体となって取り組む

 ○ 今・将来を見据え保護者・地域とともにある魅力ある学校づくりを行う

 高等部の整備もいよいよ具体的に動き出しています。新型コロナウイルス感染症への対応も変わってきます。このようなときだからこそ、“対話”をいっそう大切にして、共に一歩前へ進めてまいります。引き続き、皆様のご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

                                                    令和5年4月

                                                    熊本県立菊池支援学校長 上村美紀