【3年生通信】1214主権者教育
生徒の半数が18歳成人に達しつつある中、
裁判員裁判制度や模擬裁判について学び
18歳として積極的な社会参加への意識を高めるべく
熊本地方検察庁さまの御協力のもと『主権者教育』を実施しました。
まずは目的について確認し、制度を説明するDVDを視聴します。
制度についての説明を受けた後、模擬裁判の寸劇が始まりました。
裁判長・裁判官・検察官・弁護人を生徒が務めました
なかなかの長ゼリフでしたが、がんばりましたよ
さあ、模擬裁判のあとは、有罪か?無罪か?
全員で模擬評議にチャレンジします!
かなり活発に意見を交わしていました
数グループに結果を聞いてみましょう。
「証拠が出揃っているから、有罪だ」
「被害者の目撃証言は信用できる」
「証拠が十分とは言えないから、有罪にはできない」
・・・等の意見が出され、聞いている生徒は様々な表情でした。
現役の検察官から講評をいただき、質疑応答のあとお礼を述べました。
「疑わしきは罰せず」「人の一生を左右する」等、責任の
重さを感じながら、とてもいい学びができました。
【生徒の感想より】
・"模擬”でしょと思っていたが、とても考えさせられた。
・それぞれの意見を聞くことで評価が様々になったが、
意見がだんだんまとまっていくことが面白かった。
・証拠があっても、決定的なものでなければ
”証拠不十分”という扱いになるんだと知った。
・これから裁判のニュースを見聞きすると、
判決だけでなく、どんな評議がなされたんだろうと
考えてみたいです。
熊本地方検察庁のみなさま、ありがとうございました。