上天草プロジェクトⅠ(1年全学科履修)
~課題発見~
上天草プロジェクトⅠの活動が体育館で行なわれました。
本日のテーマは「課題を見つける」
各グループに分かれて、上天草での生活の中で困り感や問題点について意見を出し合いました。
各グループにホワイトボードを準備し、生徒が感じる困り感や家族の困り感などを付箋に書き出してホワイトボードに貼り付けます。
書き出した付箋をグループに分け、課題を絞っていきます。
そのなかから、それぞれのグループが取り組むべき課題が何であるかを話し合っていきます。
生徒たちは初めての取り組みで、最初はなかなか意見が出なかったように見えました。
しかし、1人の意見がきっかけで、私もそうだったと思いだし、次から次へと積極的に意見を貼り付けてました。
日常には当たり前の生活過ぎて、なかなか「困り感」を感じないものです。
しかし、自分の生活を振り返ってみると、課題はたくさん見つかるものなんですよね。
本日発見した課題を中心に、課題解決に向けて研究を深めていきます。
~探究活動とは~
新1年生に対する「上天草プロジェクトⅠ」のオリエンテーションが行なわれました。
生徒が考える進路や地域活性化について、理想と現実を考え、実現に向けて探究活動を行なうこの授業。
今回は「アンパンマン」に登場する「ばいきんまん」に置き換えて説明されました。
思う存分いたずらをしたい理想のなか、現実はいたずらの途中で必ず邪魔(アンパンマン)が入ってくるので、理想を現実化することができません。
では、どうやったら理想は現実化するでしょうか?
アンパンマンを打ち負かすために「情報を集める」ことも大切でしょう。
アンパンマンの弱点について、分析・整理することも大切でしょう。
アンパンマンを倒すための作戦をたて、実際に戦うことになるでしょう。
しかし、何度もアンパンマンに倒されます。
倒されたことを反省し、振り返りや考え方を更新することも大切です。
こういった「探究活動」を繰り返していくことが重要なんです。
いつか、ばいきんまんの理想である、思う存分いたずらができるかもしれませんね...。
と、生徒が知っているキャラクターで「上天草プロジェクトⅠ」で授業の内容について説明されました。
生徒たちは、時々笑い声を上げながら、授業への関心を高めていきました。
この授業では、
①課題の設定
②情報収集
③整理・分析
④まとめ・表現
⑤振り返り・考えの更新
の5つの繰り返す『探究活動』が重要になってきます。
社会の急激な変化、将来がどのように変化していくのか答えはありません。
誰も解決したことがない新しい課題があふれています。
自らが課題を見つけて情報を選び取り、知識を活用し、他者と協働しながら解決していく力が必要です。
探究活動ではその力を身につけることができます。
3年間の探究活動を通して、社会の急激な変化に対応するための、
『課題設定』『情報収集』『整理・分析』『まとめ・表現』する力を身につけられるよう、
1年生の皆さん。頑張ってください!
令和2年度の活動スタート「上天草プロジェクトⅠ」
研究指定2年目を迎えました。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当初の予定を変更する必要がありますが、しっかりと活動していきます。
さて、今回は1年生全員が履修する「上天草プロジェクトⅠ」の様子をご紹介します。
今日は第1回目ですのでオリエンテーションを実施しました。
感染症拡大防止のため、座席には工夫が必要です。
1年生もしっかりとメモを取ることができるようになってもらいたいと思います。