専門学科だより

2026年7月の記事一覧

【工芸科】明日(7/9)は夏の作業製品販売会を本校にて開催します。

今回は、明日(7/9)の夏の作業製品販売会について。

今日は前日ということもあり、各学科販売会に準備に各科取り掛かっています。工芸科ではミニデスク、ミニチェア、桧おぼん、バインダー、プレート、トレイと数量限定、毎回完売必須の人気の製品を販売します。

工芸科の販売会場は視聴覚室です。配置的に一番奥の販売会場です。

会場のテーブル配置も生徒達がお客様の動線を考えて、配置していきます。 

「入口はここだから…テーブルは…。」「製品は大きいし重いから、会計に近いほうが…」

「バインダーは人気商品だから目立つところに…」「レジは行列ができるから製品の陳列スペースから離そう。」

明日の状況をイメージしながら考えます。これも一つの経験です。

 

無事配置も決まり、明日のお客様の動線を想定して、接客の練習をしました。

接客、会計の流れ、商品の説明… 緊張も増しますが、この緊張感が大事。明日は笑顔でお客様をお迎えします。 各学科、日頃の学習の成果を発表できる機会として楽しみにしています。

販売時間は10:00~12:30 場所は本校。

多くのご来場をお待ちしています。

 

【工芸科】工作機械のルーターを使ったプレートのえぐり加工です。

今日は1年生全員に行っているルーター作業の様子を紹介します。ルーターを使ってプレートのえぐり加工をしています。工作機械を使う上で一番に気にかけるのは、安全面です。ルーターで言えばビット(刃)が高速回転(毎分数千回転)して加工するので、ちょっとしたミスが大きな事故に繋がります。工作機械は危険を伴いますが、きまりを守って操作すれば非常に効率的に安全に加工ができます。安全面に配慮しながら、工芸科ローテーションでは1年生に3時間かけてじっくり経験させています。 

 1つ目のきまりは、スイッチの入切の発声確認。操作する側、集塵する側の2名に分かれて作業を行いますが、お互いに「スイッチ入れます。」「ハイッ」「スイッチ切ります」「ハイッ」と相手に聞こえる大きな声で、確認し合いながら作業を進めます。コミュニケーションは大切です。 

 2つ目のきまりは刃が止まるまで製品を動かさないこと。スイッチの入切の際、加工場所から目を離さないこと。

緊張も高まりますが、加工回数を重ねるごとに上達していきます。

加工の次は、ルーター加工のためのガイド設定を行います。

使うのはスコヤという計測するための工具です。目盛りを正確に読む意識と力が必要になります。ビット(刃)を1㎜ずつ出します。そしてガイドを4㎜前方へずらします。

 目盛りを読むときのポイントは、目盛りの真上からと真横から目盛りを読むこと。眼球の瞳を目盛りの高さに合わせて読み取ります。目盛りを読み取る姿勢は、ものづくりにおける正確さに繋がり、日常のきまりを守ることや、正確に物事を見ようとすることに活きてきます。一通り指導した後、動作を再現できるか実際にやってみます。終わったら、担当教師に報告。安全のため教師がクランプの締め付け忘れがないか最終確認します。固定に使うFクランプの位置もバランスよく配置しています。OKです。

 斜めから目盛りを読むと、2~3㎜位の誤差は簡単に起きてしまいますからね。正確に設定できました。

 もちろん、今回の計測作業が苦手な人もいます。基本である正しい姿勢を確認し、何が悪いのか気づくきっかけにすることも大切です。必ず他の動作にも繋がります。「加工する・設定する。」など本格的な課題を生徒に与えると、生徒達興味をもって取り組んでくれます。「できた」をいっぱい経験することが自信に繋がります。安全に仕事を進めるための意識や技能も身に付き、達成感を感じているようです。よく頑張りました。