学校生活/SCHOOL LIFE

2025年2月の記事一覧

1年総合ビジネス科×南阿蘇村農業みらい公社 農業体験2.27

2月27日(木)、総合ビジネス科1年生が南阿蘇村農業みらい公社にて、農業体験を行いました。昨年11月に「農業✕ビジネス」をテーマに協働授業を行った継続取り組み(第2弾)です。

まず、南阿蘇村農業みらい公社の山戸様に、業務内容と南阿蘇の農業のデータを紹介してもらい、「南阿蘇の風景をつくるごはん」というゲームをグループで行いました。米やトマトの栽培方法や人口の流入出、緑地の増減などに思いを巡らせながら真剣に取り組みました。農業の持つ役割が農業物生産の側面だけではなく人口減少や環境保全、地域形成などに大きな役割があることを学びました。

次に、高齢化に伴う耕作放棄地で栽培されているニンニク畑での除草作業を行いました。ニンニクの生育に欠かせない除草作業の意味や方法についてレクチャーを受け、気持ちを込めて集中して作業を行いました。「農家は、この地味な作業をやっているんです」という言葉が印象的でした。

【体験の様子(動画)】

【生徒の感想】

 〇農業の人口が減っていることから体験型の農業ビジネスを考えることができたり、カードゲームを考えたりと農業を利用してビジネスに繋げることができるということがわかった。

〇進路関係で「食」「環境」という職業にもすごく興味が湧きました。まだまだ、進路は考えているので沢山悩んで、自分にあった進路を見つけたいです。これかたも、農業を身近に感じていきたいと思いました。

 〇その街の景観を大切にするためにも気候や気温にあった植物や食べ物を育てるべきだと感じたので、家で小さくても植物などを育ててみたいなと思いました。機会があれば挑戦したいと思います。

 

講義と実習をとおして、農業の現状や役割を十分に理解することができました。日本のみらいを南阿蘇のみらいをとおして感じ、ビジネスのチカラで何ができるかを考えてくれることを期待します。

2年総合ビジネス科×イデアカレッジ留学生との交流2/21

2月21日(金)に、南阿蘇にあるイデアITカレッジ阿蘇の留学生と異文化交流および世界のIT事情考察研修を行いました。まず、異文化交流の一環として、ICTツールのCANVAを使ってこの日のために作成した名刺を使い、4か国の言語を用いて、簡単な挨拶を行いながら、名刺交換(名刺コミュニケーション)を行いました。留学生の皆さんは、生徒の名刺をとても喜んでおられました。

 

 次に、各国のIT事情について、意見交換などを行いました。使っているSNSやメリットとデメリットなどについてだけでなく、闇バイトの問題や情報リテラシー、SNSの規制などに関する深い考察をしている場面もありました。

【研修の様子】

【生徒の感想】

◯私は将来観光系の職に就きたいと考えているので、異文化の勉強をしておくと選択肢が広がるなと思いました。留学生の皆さんの学びに触れて、まだやりたいことを諦めるのは早いと感じたので、これからもいろんな事に目を向けて生活していこうと思いました。

◯これからの社会でやっぱりITが重要になることを再認識しました。そのためにも、まずは自分の知識を増やし会話の引き出しをたくさん作れるようになりたいです。

◯グローバル化もITもどんどん進んでいくと思うので、情報格差がない社会を目指していくことが重要だと思った。

必死に会話をしようとする生徒の様子や感想からもとても有意義な研修になったようです。留学生のコミュニケーション力の高さや表現力に助けられた部分もありましたが、この研修で感じたことを学校生活や進路選択へつなげてくれることを期待します。

災害と土木の関連性を学ぶ(グリーン環境科)

2月21日(金)にグリーン環境科2年生で産学連携授業を実施し、災害と土木の関連性や建設業界における廃材の活用について学びました。

講師として山内 純 様(㈲山内工業 副社長)をお迎えし、生徒たちが事前に質問していた内容についても回答をいただきました。山内様は透水性のポーラスコンクリートや暗きょなどの実物サンプルも持参されており、生徒たちは 「ポーラスコンクリートを見て触って体感できたのでよかった。」「初めて聞く専門用語もありましたが、分かりやすく丁寧に説明していただき、有意義な時間となりました。」と感想を述べていました。

さっそく、来年度の課題研究につなげていきたいです。

晴れ スマート農業part7 レーザーレベラー~レベリングの必要性について~

2月19日(水)に、中九州クボタさんからレーザーレベラーの基礎知識やレベリングの必要性についての講義と、実演をしていただきました!

生徒たちの反応
「実際に乗ってみて、土が高いところから低いところに持っていくのを可視化できてよかった」
「レーザー装置の自動制御によって、初心者でも簡単に水田を均平にできるのがいいなと思った」
「家にレベラーがあるので、動かしてみようと思います」

レーザーレベラーの動画

令和6年度「先輩に聞く」進路講演会

2/19(水)6限のLHRに、阿蘇校舎1・2年生を対象に「先輩に聞く」進路講演会を行いました。

今年度の阿蘇校舎3年生の代表者に、「高校生活について」や「受験について」等、3年間の受験に向けた活動の講話や模擬面接を行ってもらいました。

身近な存在である先輩たちの話から学んだことを、今後の学校生活や進路選択に役立ててくれることを期待します。

2年総合ビジネス科×D-HORIZONとの協働授業2/17

2月17日(月)に、およそ1ヶ月ぶりのD−HORIZONとの協働授業を行いました。授業やテスト期間中も時間を作って「総合ビジネス科を中学生に知ってもらおう」というテーマで制作に励み、このような作品ができました。まだ未完成ですので、講師の重岡様にアドバイスを頂きながら、今後完成に向けて制作を続けていきます。

【協働学習の様子(動画)】

1年間の協働学習の学びや様々な経験から「総合ビジネス科」に対する熱量が高まっていると感じます。この学びを継続して、総合ビジネス科の学びを「進化」「深化」「真化」させていくことが、生徒一人ひとりの成長につながると考えています。イラストレーターを操作できる強みを身につけた生徒の今後の成長が楽しみです。

 

ほ場整備事業を見学(グリーン環境科1・2年生)

2月17日(月)、阿蘇建設業協会青年部・阿蘇地域振興局との連携授業で、グリーン環境科1・2年生が阿蘇市黒川地区の「ほ場整備事業」を見学しました。ほ場整備は小さな農地を大きな農地に集約する工事です。

昨年11月に工事着工前の現場を見学しており、着工前と着工後の比較ができました。生徒たちは現場を指揮する井さん(松本組)の説明を聞いた後、「表土を剥ぎ取って一カ所に集めて、整地した後に戻すなんて大変だと思った」「黒いところ(整地されたところ)が増えていて、変わってるなと感じました」などの感想を述べていました。

田んぼの表土は農家の方々が作り上げた栄養豊富な宝物です。整地だけでも宅地造成や道路工事とは異なる視点から考えることができ、有意義な学びの機会となりました

医療・看護系校内説明会

2月14日(金)阿蘇校舎で医療・看護校内説明会を実施しました。熊本県看護協会より3名の講師の方に来校いただき、「看護職を目指すあなたへ」のテーマで、看護師の一日の仕事内容や患者と接するなかでのエピソードや仕事のやりがいについてお話いただきました。後半は、実際に聴診器などを使って、生徒同士で心音を聞いたり血圧を測定したりしました。受講した生徒たちは、進路実現に向けて決意を新たにした様子でした。

<生徒感想>

・看護職の中でも様々な分野があることがわかりました。将来に向けてとても為になりました。

・看護職を目指すにあたって、進学先を専門学校にするか大学にするか迷いがありましたが、今日の話がとても参考になりました。

・普段は看護師さんのお話を聞く機会がないので、今日のお話を聞いて看護師の仕事がより詳しく分かりました。