校歌

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昭和39年、熊本大学武藤光麿教授に依頼し、作詞・作曲を依頼、その6月に完成したものです。当時の校訓「温厚」「勤勉」をそれぞれ歌詞の1節・3節に入れ、バランスをとるために2節に「誠実」の項を挟み、体裁を整えたそうです。また、各節の前半には、本校から見た景観が紹介されており、後半には、生徒の指向する未来への「夢」「希望」「幸福」が歌いこまれています。当時としては、明るく詩情に溢れた歌詞となっています。
 新潮→しお、若葦→あし、開閉橋→はし、十万山→じゅうまん、生命→いのち など歌詞独特の読みをするところがあります。また、1番から3番に共通して出てくる「リーダー」という言葉は、1番が「指導者」、2番が「先導者」、3番が「指揮者」の漢字が当てられているところも注意が必要です。
 ちなみに、1番の「もの思う 若葦は萌えたつ」は、17世紀のフランスの思想家・数学者であったパスカルの「パンセ(Pensee)」という著作の中にあった「人間は考える葦である」からイメージされたものでしょうか。記録もないし、武藤先生が故人となった今では調べるすべもありませんが、1,2期生が毎日汗水たらして整地した今のグラウンドは開校当時、瀬戸運河のの開削工事の廃土で埋め立てられた荒地で、葦が生い茂っていたとの記録は残っています。