H30 学校生活

平成30年度卒業式

3月1日(金)、多数のご来賓のみなさまのご臨席のもと、平成30年度卒業式を挙行しました。41名が学び舎を巣立ちました。

堂々とした入場ののち、担任の先生からの呼名に大きな声で返事をする姿は、3年間の成長の跡がみられました。1組 杉本くん、2組 江良さんが代表で卒業証書を授与されました。

式辞では、中島校長が「『人生を切り拓く、よりよき習慣を持て』という言葉を送り、人生を切り拓くための考え方を持つことが大切。困難なときに「ダメ」ととらえるのではなく、「まだ、できていないだけ」「まだできる」と思うこと、「まだ」というたった2文字の言葉は成功につながる「お守り」となる。卒業後も母校を忘れず、郷土に誇りを持ち、希望に満ちた明るい未来を築いてほしい。」と述べました。

在校生を代表し、畑中さんが「仲が良く、お互いに信頼しあったうえで何事にも全力で取り組む先輩方。年次の隔たりを超えて、親身に接してくださり、優しく頼もしかった。仲間を大切にする心、先生方への礼儀を大切にする心、誰に対しても優しく振る舞う包容力、牛高生としての強い誇りを感じた。先輩方が大切にされてきた伝統を引き継ぎ、さらに発展した牛深高校を築き上げていきたい。」と送辞を述べました。

卒業生を代表し、五十嵐さんが「入学当時、新しく出会う人と仲良くなれるか不安な気持ちもあった。しかし、行事などを通してあっという間に打ち解けることができた。2年次では、クラスごとではなく系列ごとの授業や新しい科目に戸惑うこともあったが、修学旅行では『感謝の心』を持ち、年次のみんなと絆を深めることができた。3年次になると、『受験』で孤独な自分との戦い、家族との意見の衝突など、うまくいかず泣いた時も先生方や仲間に励まされ、支え合うことで乗り越えることができた。この3年間を一緒に過ごせて本当に幸せだった。ストレートに感情をぶつけたときも、いつも応援し、励まし、一緒に頑張ってくれる仲間がいた。また後輩たちにも厳しいことを言ったこともあったけれど、成長する姿を見るのはうれしかった。後輩のみなさんも、これからたくさんの選択肢に迫られ悩むこともあると思うが、周りに相談をして、たくさんのことに挑戦してほしい。挑戦や努力はきっと未来に役立つはず。また温かく親身に寄り添っていただいた先生方にも感謝の思いでいっぱい。大変だったときに慰めてもらい『できるよ』と励ましてもらったから、頑張ることができたし、成長することができた。これからそれぞれの道を歩む私たちは、それぞれの場所で精一杯努力したい。小さいときから見守ってくれた地域の方に感謝し、この町にもいつか必ず恩返しをしたい。」と述べました。

在校生による『蛍の光』、卒業生による『仰げば尊し』、そして最後に全校生徒157名で歌う校歌が体育館中に響き渡りました。

式後の行事では、卒業記念品としてテントを寄贈していただきました。大切に使わせていただきます。ありがとうございました。卒業生退場を前に、卒業生から動画と歌のプレゼントがありました。

最後のホームルームでは、担任の先生から一人一人卒業証書を授与され、クラスや先生、家族への感謝の言葉を伝えました。

卒業生41名のさらなる活躍を楽しみにしています。卒業おめでとうございます。