H30 学校生活

小中高合同で地震・津波避難訓練

11月1日(木)、小中高合同で地震・津波避難訓練を実施しました。

まず緊急地震速報を聞き、身の安全を守る行動をとるシェイクアウト訓練を行いました。次に、本校グラウンドに集まり、その後、20分後に高さ10メートル以上の津波が到達する想定で牛深東中学校へと避難しました。避難経路の途中には、牛深東中学校の生徒のみなさんが誘導をしてくださり、私たちもスムーズに避難することができました。

避難した牛深東中学校では、体育館で小中高合同の全体会を行いました。
天草広域連合南消防署副署長・宮下様より今回の避難の講評と東日本大震災についての話を聞きました。「真剣に避難訓練に取り組んでいてよかった。災害時には、早めの避難が大切で、とにかく身体を低くして頭を守ってほしい。」と伺いました。
児童・生徒の発表では、本校からは2年次・岩﨑さんが「地震や津波はいつどこで起こるか分からない。だから自分はどこへ避難するべきか考えておくことが自分の身を守る1番の方法だと思う。災害時にはみんなパニックになっているため、状況を冷静に判断し素早く行動することが適切だと思った。牛深東学校は避難所にもなっていて、卒業生として積極的に協力したい。」と述べました。

その後、学校に戻り、体育館にて防災学習を行いました。地震発生のメカニズムや今後発生される地震についての講話を聞いたあと、4~5人の縦割りグループで「避難所運営ラーニング」を行いました。避難者や食料・物資などをどのように配置するかを考えました。初めて話すメンバーで構成されたグループでしたが、避難者の視点に立ち、互いの意見を尊重しあいながら活動が進んでいきました。

自然災害は、私たち人間の力で防ぐことはできませんが、被害を少なくすることはできます。今回の訓練を通し、地域のことに関心を持ち、各家庭でも防災・減災について考えるきっかけにしたいと思います。