日誌

【中】「ART&ENGINEERING『架け橋プロジェクト』」開始!

10月3日(月)、玉名高校附属中学校、宇土中学校、八代中学校の3校をつないで、「ART&ENGINEERING『架け橋プロジェクト」の本年度第1回目が実施されました。

この取組は、3年生の美術の授業の一つとして、生徒の協働による紙製の橋の模型(ペーパーブリッジ)の制作をおこなうもので、STEAM教育の理念を美術の授業に取り入れた、教科横断型の教育プログラムです。

宇土中学校でスタートし、のちに八代中学校も加わり、スタートから7年目を迎えた今年、本校も参加することになりました。

1回2時間の計4回8時間のプログラムは、各校の担当の先生方に加え、関係業界や大学等のプロフェッショナルからなる一般社団法人「ツナガルドボク」のメンバーの皆さんからも専門的で強力なサポートをいただけます。

第1回目となるこの日は、「ツナガルドボク」の片山会長が、橋梁の建設のため出張中のタジキスタンからオンラインで、ご挨拶してくださいました。

 ↑ 写真左は、当日来校してサポートしてくださった宇土中学校の梶尾先生、モニターは片山会長

 

続いて、熊本大学の松村教授から橋梁についてわかりやすくオンラインで説明いただいた後、宇土中学校の森内先生からプログラムの概要についてオンラインの説明がありました。

授業で示されたのは、「地域の代表河川が氾濫したため橋を架けなおすことになったことを想定し、100分の1スケールの橋を紙で制作する」という課題でした。

早速、10人程度の班に分かれ、各グループで「社長」や「専務」の役割を決め、デザインだけでなく、強度や費用面の課題をいかに克服するかということを、話し合ったり、それぞれのタブレット端末で資料動画等を見て検討したりして、教室はとてもにぎわっていました。

 

 ↑ ペーパーブリッジは、2リットルの水が入ったペットボトルの重さに耐える強度が必要

 

 

 

 ↑ 当日来校してくださった「ツナガルドボク」の理事の藤木さんの説明で、さらにイメージが広がります。

 

 ↑ 各班の作業の進み具合は、玉名・宇土・八代の3校すべてリアルタイムで全員が確認できます。

 

 ↑ 「ツナガルドボク」のスタッフの方々も、オンラインで活動の様子を見守ってくださっています。

 

今後、それぞれの役割にもとづき活動が進められます。

次回は10月24日(月)、3人の橋梁の専門の先生方が来校され、ご指導くださる予定です。

どのようなお話が聞けるのか、そして附属中生がどのような橋を架けるのか、今後の授業がますます楽しみです。