すべては子どもたちのために
『すべては子どもたちのために』
校長 髙木 佐由理
4月の定期異動で小国支援学校より赴任しました髙木と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
玄関から見える『小鳩の森』は、新緑から深緑へと変わり、耳を澄ますと雀、鶯、小綬鶏などさまざまな野鳥の囀りが聞かれ、子どもたちは季節を存分に味わいながら毎日を過ごしております。
本年度は小学部1名、中学部3名の新入生を迎え、スタートしました。幼児児童生徒数は6月1日現在、肢体不自由教育が幼稚部4名、小学部9名、中学部4名、病弱訪問教育が小学部9名、中学部10名、合計36名です。それを支える本校職員は33名。『明るく 素直で ねばり強い 子ども』の姿を目指して、日々の教育活動に取り組んでいます。
さて、今年度も地域の学校と多くの『交流及び共同学習』を計画しています。幼稚部は松橋幼稚園、小学部は当尾小学校、豊福小学校、中学部は松橋支援学校や松橋西支援学校の中学部などです。同年代の幼児児童生徒との交流は、多くの学びを得、子どもたちを大きく成長させてくれます。子どもたちの変化が今から楽しみです。
本校は、今年度から総合型コミュニティ・スクールがスタートしました。この2年間で構築した災害時防災体制は継承しつつ、さらに、この宇城地域の人的、物的教育資源を最大限に生かした教育課程を編成し、教育目標である『生命の尊重・深い愛情を基盤に、幼児児童生徒一人一人の個性や特性を大切にして可能性を最大限に伸ばし、豊かな感性を育み、主体的・自立的に生きていこうとする幼児児童生徒を育成する』の実現に向かって「チーム松東」で取り組んで参ります。
どうか本校の教育活動に御理解、御支援をいただきますようよろしくお願い申し上げます。