令和6年度のスタートにあたって
本校は、肢体不自由教育と病弱訪問教育を担っており、3つの関係医療機関(熊本県こども総合療育センター、希望ヶ丘病院、県立こころの医療センター)に入院・入所している幼児児童生徒が対象の学校です。今年度は小学部に5人、中学部に2人の新入生を迎え、本校に17人、病弱訪問教育の希望教室に13人が学んでいます。
敷地内は常にきれいに整備されており、校庭には子どもたちが学習の一環で花や野菜を育てています。教職員はその子どもたちを優しいまなざしで見守っており、子どもたちや職員の姿を見ながら、毎日私の心が癒されています。
本校は、保護者の思いに寄り添い、子どもたちの気持ちを大切にしながら、子どもたちのできることが少しずつ少しずつ増えていくよう教育活動を実践しています。そして、これからも保護者や関係機関、前籍校と連携しながら、子どもたちが毎日笑顔で学校生活を送ることができるよう、全職員で取り組んでまいります。
今後とも本校の教育活動に御理解と御支援をいただきますようお願いいたします。
熊本県立松橋東支援学校長 上村 秀久