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2021年4月の記事一覧
今、熊聾では・・・(その224)
今年度初めて、高等部専攻科理容科1年生の実習モデルとして理容実習室に出向きました。
専攻科では理容技術向上のため、実習の時間が本科3年生の時と比べると週当たり4時間ほど増えます。コロナ禍により、現在も実習モデルは校内の職員が協力する形でモデルとなっていますが、実習の時数増加に伴って昨年度以上に教師側も支援体制を整えていかねばなりません。各先生方、お忙しいところ大変恐縮ですが、理容科生徒の技術向上のために今後も引き続きご協力をお願いします。
令和3年4月22日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その223)
以前から本校図書館に対して、定期的に熊本県聴覚障害者情報提供センターから貸し出し用DVDを無償でご提供いただいています。他にも長期間貸し出し用のアニメ番組のDVDも50本ほど借用しています。DVDには字幕や手話が挿入されており、児童・生徒たちから好評を得ています。
図書館では子供たちや職員向けに貸し出しも行っていますので、積極的にご利用ください。
熊本県聴覚障害者情報提供センターの皆様、今後とも本校への変わらぬご支援をどうぞよろしくお願いします。
令和3年4月21日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その222)
小学部の子供たちの毎日楽しみのひとつは、昼休みの自由時間です。
3月に6年生が卒業し、小学部のU君は「サッカーの相手がいなくなって寂しい…。」と言っていました。
しかし、いざ新学期が始まってみると下級生の子たちがサッカーに入ってきて、彼の心配は吹っ飛びました。
周辺ではいろんな遊びを子供たちは楽しんでいるようですが、今の2大ブームはサッカーと鬼ごっこのようです。
令和3年4月20日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その221)
4月14日(水)は熊本地震の発生からちょうど5年にあたる日でした。
午前10時に、全校一斉の校内放送によるお知らせ、そして各教室では電子黒板での情報保障を併用しながら、熊本地震で犠牲となられた方々への黙祷を捧げました。
発災で大きな被害を受けた熊本城天守閣や阿蘇大橋などは復興のシンボルとして随分と修復や再生がなされてきています。しかしながら、復興半ばのところがあったり、人口流出があったり等、まだまだ課題は山積みです。そのような中、
先週から「熊本地震・東日本大震災報告写真展~あの日を忘れない~」が熊本県庁(新刊ロビー及び地階通路)と熊本城ホール(2階エントランスロビー)にて、4月27日(火)まで開催されています。お近くを通られた時には立ち寄られてみてはいかがでしょうか。
東日本大震災や熊本地震、昨年の7月豪雨などから得た教訓を次世代の人たちに伝えていくこと、記憶を風化させないことは今の私たちに与えられた使命です。本校での防災教育についても、丁寧に進めていきたいと思っています。
令和3年4月19日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その220)
4月12日、寄宿舎にて歓迎夕食会が開かれました。
今年度は、小学部・中学部・高等部それぞれの学部段階の子供たちの入舎があり、舎生総勢18人でのスタートとなりました。
初めて親元を離れて暮らし始める子もいるので、最初は寂しい思いをするかもしれませんが、頼もしいお兄さんお姉さん達がいますので、すぐに慣れてくれることでしょう。また、県外から本校への進学を決め、入舎した生徒もいます。早くみんなが打ち解けて、楽しく充実した寄宿舎生活を送ってくれることを願っています。
令和3年4月16日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
管理責任者 校長 市原留美子