学校からのおしらせ

2021年6月の記事一覧

今、熊聾では・・・(その254)

 6月2日、幼稚部親子行事として江津湖で「川遊び」を行いました。

 以前と比べると、生き物の数が減ったような感じはありますが、当日はザリガニや小魚、小エビ、タニシ、アメンボ等が捕れました。

 翌々日、学校ではビニールプールを川(池)に見立てて、網を使って生き物をすくっている子供たちの姿がありました。「川遊び」本番で収穫がなかった子供たちも満足気な様子で疑似体験を楽しんでいました。

 

令和3年6月9日         
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

 

今、熊聾では・・・(その253)

 以下、6月1日に掲載されたNHKのWEBニュースです。


 耳が聞こえない人と、聞こえる人が、手話の同時通訳などを介して通話できる、国の「電話リレーサービス」が7月に始まるのを前に、1日から利用者の事前登録が始まり、武田総務大臣が登録を呼びかけました。
「電話リレーサービス」は、耳が聞こえない人と、聞こえる人が電話できるように手話の同時通訳や文字のチャットを介して通話するもので、7月から公共のサービスとして始まります。

サービスを利用するには事前に登録し「050」で始まる専用の電話番号を発行してもらうことが必要で、1日から受け付けが始まりました。

武田総務大臣は閣議のあと、記者団に対し「聴覚や発話に障害がある方が24時間、365日、電話をかけることが可能となるサービスだ。ぜひ、早期に登録をお願いしたい」と述べました。

登録は

▽スマートフォンやタブレット端末で、専用のアプリをダウンロードし、必要な情報を入力する方法か

▽サービスを提供する日本財団電話リレーサービスから、書類を取り寄せて郵送する方法が選べます。

料金は

▽ひと月170円余りの定額料金を支払う代わりに、通話料が割安になるプランか

▽利用時間に応じて通話料を支払うプランを選ぶことができます。

いずれのプランでも、緊急通報やフリーダイヤルは無料で利用できるということです。


令和3年6月8日         
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その252)

 子供たちとの豊かなコミュニケーションと、きこえない・きこえにくいことへの理解を深めることを目的として、これまでは一同に会しての保護者手話学習会を行ってきました。

 しかし、新型コロナウイルス感染のリスクレベルが「5」になったことを受け、今後は保護者手話学習会をライブ配信&オンデマンド配信で行うよう計画しています。開始日は6月21日(月)で、以降毎週月曜日にライブ配信の予定です。

 手話学習会をライブ配信という形で行うなどと、以前は考えもしませんでしたが、これもコロナ禍で得た知恵であり工夫かもしれません。

 
令和3年6月7日         
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その251)

 6月6日は「補聴器の日」です。これは、補聴器販売店の団体である「日本補聴器販売店協会」と補聴器メーカーの団体「日本補聴器工業会」によって制定されたものです。

 なぜこの日が補聴器の日かと言うと、「6」と「6」を向かい合わせると耳の形に見えること、また補聴器をつけることにより、もう一つの耳になるという意味を込めて、3月3日(耳の日)×2=6月6日(補聴器の日)となったようです。ちなみに、人工内耳の日は…想像できた人がいるかもしれませんが、9月9日です。

 是非あらためて、補聴器のこと、きこえや音のこと等々について関心を高める機会としてみましょう。

 
令和3年6月4日         
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その250)

 各部でのプール開きを前に、本校職員は5月31日から6月18日までの間に、心肺蘇生法に係るWeb講習を受けることにしています。また、受講後にはオリジナルの「心肺蘇生修了テスト」により、講習内容の確認を行います。

 実習に関しては6月1日から4日までの間、熊本市東消防署からお借りするダミー人形を用いたり、学校備え付けのAEDを使ったりしながら、研修を進める予定です。

 

令和3年6月3日         
熊本聾学校 校長 五瀬 浩