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2021年1月の記事一覧
今、熊聾では・・・(その176)
学校近くの「なかお画廊」で開催されている本校幼児児童生徒の作品展『いろとりどり展』にお礼かたがた行ってきました。
『いろとりどり展』というネーミングのとおり、色鮮やかな絵画や陶芸品、立体オブジェ等、カラフルな作品が多く展示されています。
展示会場が変われば、作品の印象がこんなにも変わるのかと思うくらい、立派に展示されていました。
作品展示は今月31日(日)までです。お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。
プラス情報ですが、本校美術担当の大槻先生が製作された独創的な「アマビエ」も展示されています。私たちの目を引くこと間違いなしです。
令和3年1月29日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その175)
旧寄宿舎跡地に新たな運動場整備のための大詰めの作業が行われています。
今週月曜日(25日)からは、10tトラックが出入りするようになり、手前の運動場側には保護のための鋼板が敷かれています。
トラックは盲学校側から出入りするため、本校の授業等にはほとんど支障はありませんが、車両が行き来するときの子供たちの安全を第一に考えています。技術工芸棟の解体と併せて2カ所で大規模な工事が行われていますので、保護者の皆様におかれましても、安全な通行をお願いいたします。
令和3年1月28日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その174)
熊本県障害児・者親の会連合会会長の坂田様が本校にお出でになり、「第3回障がい児者・家族の作文集」を応募者全員に御恵贈くださいました。
今年で第3回目となる『ありがとう』をテーマにした作品集ですが、今号は入賞作品だけでなく、応募者全ての作品と特別寄稿「心耳を澄ます」(向野幾代先生:元奈良県立西の京養護学校長、元奈良大学講師)から成り立っており、幅広い年齢層の子供たちや施設の方々等による様々な感謝の思いが綴られています。
これらの作品をとおして、子供たちからの感謝の思いや温かい心に触れるとともに、私たちの障がい児・者理解を更に深めることが出来ると思っています。
本校保護者・教職員の多くがこの作品集を購入しています。(職員には私からお願いしたところもありますが…)
子供たちの作文から元気をもらい、またその力を子供たちに還元できるよう日々努力していきたいと思います。
令和3年1月27日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その173)
先週(1/21)は高等部1年生向けに、今週(1/25)は高等部2年生向けに厚生労働省委託事業「高校生就職ガイダンス」を開催しました。
本校進路指導担当者や高等部職員による生徒向けの就職ガイダンス等も授業の中で行いますが、学校外から専門分野の方にお出でいただいて話をしてもらうことは、生徒にとっても教師側にとっても大変刺激となり、勉強させていただく機会でもあります。
今回の研修では、あいさつの仕方やマナー、企業がどのような人材を求めているのか等、就職に向けての心構えを学びました。
さて、企業経営者が高校生の採用で重視すること第1位~第3位は何でしょう?
令和3年1月26日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その172)
明日は、幼稚部マラソン大会です。
マラソンと言っても、もちろん42.195㎞を走る訳ではありません。
赤組(3歳児)、青組(4歳児)はグラウンド3週(600m)、緑組(5歳児)はグラウンドを5周(1,000m)走ります。
私は生憎これまでの練習の様子を見ていませんので、いきなり本番を見ることになります。子供たちは「最後まで走り切ること!」「転んでも泣かないこと!」を目標にしっかり頑張ってくれると思います。
私は最後まで声援を送り続けることを約束します。
令和3年1月25日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その171)
日本における学校給食は明治22年に始まって以来、全国各地に広がっていきましたが、戦争の影響などによって一時中断されました。しかし、戦後の食糧難による児童の栄養状態の悪化を背景に学校給食の再開を求める声が高まり、昭和22年から学校給食は再開されました。
戦後の状況と現在を比べると、食生活を取り巻く環境は大きく変わりました。飽食の時代とも言われ、肥満傾向や食の偏りなど健康について懸念される点が多くみられるようになった今日、学校給食が果たす役割は大きくなっています。
ちなみに、今週は「熊本の郷土料理や食材を知ろう!」をテーマにした給食週間で、熊本の豊かな海の幸、山の幸を活かした献立のオンパレードです。
写真は20日(水)の献立で、宇城地域の郷土料理「びりん飯」です。仏事の際に出される精進料理で、絞り豆腐を炒めるときの音が「びりん、びりん・・・」と聞こえることから、名前が付けられたとか…。
給食週間のこの時期に、御家庭でも食についてのお話をされてみてはいかがでしょうか。
令和3年1月22日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その170)
本校美術部生徒が部活動の一環で、学校近くの「なかお画廊」に鑑賞に出向いた際、熱心に作品を鑑賞している本校生徒の姿に画廊の方が共感され、本校の子供たちの作品を展示してくださるとのお話をいただきました。
幼稚部から高等部までの幅広い年齢の本校幼児児童生徒たちの個性あふれる作品約30点を以下のとおり展示していただくことになりました。機会があれば是非足をお運びください。
場所:「なかお画廊」 熊本市東区佐土原1-13-2
Tel. 096(368)9562
Fax. 096(365)9025
期間: 令和3年1月26日(火)~1月31日(日)
時間: 正午~午後6時 (水曜日休廊)
令和3年1月21日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その169)
【中学部の交流②】
昨日、五木中学校との交流活動のことをお伝えしましたが、本校中学部は広島南特別支援学校とも3年前から交流を続けています。
互いの修学旅行の際に時間を見い出しての交流を行ってきていますが、来年度(令和3年度)は、本校中学部が修学旅行実施の年です。広島に向かい、平和学習と併せて互いの生徒同士の交流ができることを楽しみの一つにしています。
さて、広島南特別支援学校中学部の生徒さんからも心のこもった手紙と一人一人のメッセージカードーが届いており、五木中学校のポスターと併せて中高棟の廊下に掲示しています。
令和3年1月20日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その168)
【中学部の交流①】
本校中学部は、五木中学校と長年にわたって交流活動を続けています。毎年交互にそれぞれの学校を行き来しながら交流活動を行うのですが、今年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、五木中の生徒さん達が本校を訪れる事は叶いませんでした。しかし、昨年末に五木中の馬場校長先生がビデオレターと学校(生徒)紹介ポスターを本校まで届けてくださいました。
五木中からいただいたDVDには手話とダンスを組み合わせた運動会での手話演舞などが収められていました。ビデオ編集はもちろんですが、手話の学びにも相当時間がかかったのではないかと想像します。本当にありがたく拝見させていただきました。
さて、今年の夏はコロナの影響が収まっていけば、本校から五木にお邪魔させていただく順番です。是非、清流での生徒同士の交流活動(水遊び)が実現することを願っています。
令和3年1月19日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その167)
新型コロナウイルスが猛威を振るっています。
3学期には何とか実施できるであろう、実施したいと思っていた「九州地区聾学校理容技術交流会」や「日本ろう者サッカー協会主催のサッカー交流」ですが、ここ最近の県内外のコロナ感染の厳しい状況を考えると中止せざるを得なくなりました。いずれも、生徒たちがとても楽しみにしていた行事ですので、心苦しい限りです。
中でも、日本ろう者サッカー協会からのお申し出は、このコロナ禍だからこそ生徒たちを元気づけたいという有難いお話でしたので、中止の判断をしなければならなかったことは本当に悔しくて残念です。今後、コロナによる状況が改善していった先には、再度サッカー交流の実現に向けて検討していきたいと考えています。
令和3年1月18日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
管理責任者 校長 市原留美子