学校からのおしらせ

2020年11月の記事一覧

今、熊聾では・・・(その142)

【中高合同スポーツ大会(午前の部)】

  11月25日(水)、中高合同スポーツ大会が開催されました。開会式に続き全員で元気よく「熊聾体操」を行いました。この日のために「熊聾体操」を御指導いただいた佐藤先生や野崎先生、相島先生が御観覧されました。

 佐藤先生からの講評では「演技の間、君たちの瞳を見ていた。光り輝いていて一生懸命さが伝わってきた。素晴らしかった」とのお言葉を頂戴しました。

 その後、体育館でポートボールとボッチャを行いました。ポートボールでは一個のボールをチーム一丸となって追いかけ、寒さを吹き飛ばす白熱したゲームが繰り広げられました。

 ボッチャは来年開催予定のパラリンピックでの公式競技に採用されています。

 
令和2年11月30日        
熊本聾学校 副校長 山本誠二 

 

今、熊聾では・・・(その141)

 運動場の砂場付近に5台のベンチが置いてありますが、随分と老朽化が目立ってきました。背板の裏側を見ると、「平成23年度産業工芸科制作 〇〇、△△、□□…」と卒業生の名前が書かれています。ということは、約9年の長きにわたって風雪や日照りに耐えてきたことになります。
 このたび、住吉先生、菖蒲谷先生、古閑先生、白石先生の手によって、ベンチの錆落とし、研磨、塗り替え、板の取替が終わり、ほぼ完成・・設置間近です。
 9年前に作られた時と同じように、若草色に染め上げられました。
 皆さん、どうぞ大切に使ってあげてください。

 
令和2年11月27日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その140)

 11月20日(金)、公益財団法人日本教育公務員弘済会熊本支部様から教育文化研究活動支援金を頂戴しました。
 これは本校手話落語部の近年の活躍(功績)と長年にわたる活動実績を高く評価していただいたことによるものです。学校や部員たちにとって大変ありがたく、手話落語部の活動充実に繋がるものであり、今後部員たちの士気がますます高まっていくものと確信します。
 このたびの支援金給付を機に、手話落語部の伝統が引き続き発展していくことを願っています。

 
令和2年11月26日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その139)

 先般行われました熊本県特別支援学校文化作品展での選考会において、本校高等部1年の豊田君の作品が、「熊本公徳会賞」を受賞しました。
 11月20日(金)には、一般財団法人熊本公徳会の甲斐事務局長様が本校にお出でになり、豊田君に賞状と副賞をお渡しいただきました。
 甲斐様からは「豊田君の作品は巧みな色使いで表現されていて、個性が良く表現できています。」との評もいただきました。豊田君は受賞後に、「賞をいただき大変うれしく思います。更に良い作品を作っていきたいです。」とお礼の言葉を述べてくれました。
 来年度の作品展は、もっともっと沢山の人たちの目に触れていただけるような状況になっていることを願っています。
 

令和2年11月25日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その138)

 JA熊本果実連様からミカンのお届け物がありました。
 幼稚部の先生方の応募抽選が当たり、ミカン150個が届けられたのです。子供たちはミカン箱の中を覗き込むなど興味津々…大喜びでした。
 幼児期は様々な野菜や果物等との出会いをきっかけに、「食」への興味が増大する時期です。
何でも食べてすくすく育ち、大きくなあれ!

 
 令和2年11月24日       
 熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その137)

 九州ルーテル学院大学の学生さん達6人の教育実習が本日(11月20日)をもって終了します。
 2週間という短い実習期間内で、子供たちとの関係構築から始まり、指導案を書いての授業実践まで、かなりの労力を注いで来られたことと思います。
 また、事前のオリエンテーション以降に手話や指文字を学んでもらったことは本校ならではの特別課題でした。
 実習の最後には、それぞれの学生さんから実習の感想を聞きたいと思っています。本校教育実習での学びが、6人の皆さんにとって今後の学生生活や卒業後の社会生活を送るうえで何等かお役に立てれば幸いです。

 
令和2年11月20日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その136)

 昨日、小学部5・6年生が県北方面(山鹿、荒尾)に向けて修学旅行に出発しました。
 見学箇所は装飾古墳館、八千代座、民芸館及びグリーンランドなどで、見学や体験を通して、子供たちには古代の人々の生活や文化、また熊本の文化や特産品に対する興味関心を高めることをねらいとしています。
 特に6年生にとっては小学生生活最高の思い出となるよう、宿泊や集団での活動を通して楽しい2日間となることを願っています。
 出発前には小学部他学年の子供たち、先生、保護者の方々、そして他学部や事務室からも先生達が多数見送りに来ていただき、温かムードの出発式となりました。

 
令和2年11月19日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その135)

 11月12日(木)、熊本県難聴・言語障がい教育研究会(県難言研)の11月例会が行われました。県難言研は毎月第2木曜日の午後に開催されており、県内の難聴学級、通級指導教室(難聴・言語障がい)、本校、ひばり園の先生方が会員となってそれぞれの専門性を高めるために実施している研究会です。
 例年であれば、年1回は本校を会場として開催していただいているのですが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響により、Zoomを活用してのリモート研修が行われています。
 今回は、本校幼稚部の野田尚子先生より「音のない世界と私」という演題でお話をしていただきました。講演を聴かれた先生方のご感想等はいかがだったでしょう…。
 野田先生の講話については、校内でも職員向けの研修会をする予定があると聞いています。乞うご期待です!

 
令和2年11月18日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その134)

 伝統ある熊聾体操②
 
 前号に引き続き、熊聾体操に関する話題です。
今回は、熊聾体操の創始者である佐藤先生と野崎先生から本校生徒たちへのメッセージを以下に紹介します。
 
 お互いに無理強いすることなく、気持ちよく教え合い、励まし合い、学習する過程で思いやりと協力の大切さ、仲間の存在の有難さを実感してほしいと思います。
 みんなと一緒だから「できる!できた!」という達成感と充実感を味わってほしいと思います。そして、その自信と誇りの源であったみなさんの熱意を今後の学校生活の他の面や日常生活に活かすことができれば、より意義深いものになります。一人一人の技能の上達・体力向上と全体としての向上・発展を心から期待しております。
(令和2年11月11日 旧職員 佐藤・野崎)
 
 佐藤先生、野崎先生…熱い御指導と温かい励ましの言葉をいただき、本当にありがとうございました。(11月25日の中高合同スポーツ大会には両先生にもお越しいただくようご案内しています。)

 
令和2年11月17日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その133)

 伝統ある熊聾体操①
 
 11月11日(水)6校時、本校で体育教師として長くお勤めいただいていた佐藤正雄先生と野崎きぬ子先生をお招きし、中高等部生徒向けに熊聾体操の特別授業を行っていただきました。
 熊聾体操は昭和60年に佐藤先生によって考案された本校オリジナルの体操で、“からだを鍛える”ことを目指す運動として、先輩たちから長年引き継がれてきました。当時の県内の体育の先生方からも高い評価を得ており、誇り得る財産と言ってもいいでしょう。
 佐藤先生には実際の指導場面で、一つ一つの動きのポイントを御指導いただき、また野崎先生には生徒たちの呼吸に合わせた見事な太鼓のバチさばきを見せていただきました。
 生徒たちだけでなく、私たち指導者にとっても教わることの多い充実した時間となりました。

 
令和2年11月16日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩

  

今、熊聾では・・・(その132)

 来年度(令和3年度)の本校創立110周年記念行事の開催に向け、昨年度から校内では準備委員会を立ち上げ、会議を重ねてきています。
 開催する方向で準備を進めてはいるものの、今、最も懸念していることは、新型コロナウイルス感染症の影響です。感染症対策を練りながらどの程度の規模・内容にしていくかを詰めていきますが、入場者の制限はやむを得ない状況になるかと現時点では予想しています。
 今後も本校同窓会やPTA、関係機関等とも連携しながら準備を進めていきますが、現在決定している大きな内容は下記のとおりです。


 

期日:令和3年(2021年)11月20日(土)

   ※この日は本校創立記念日にあたります。

場所:熊本聾学校体育館

 
令和2年11月13日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その131)

 今週月曜日(11月9日)から九州ルーテル学院大学の6人の学生さん達を教育実習生として本校で受け入れています。受け入れ学部内訳は幼稚部4人、小学部1人、高等部1人で、今月20日(金)までの2週間、特別支援学校教諭の基礎免許状取得に係る教育実習を行う予定です。
 特別支援学校における教育実習については、障がいのある子供たちの保育・教育に将来携わるであろう学生さん方の礎となり、子供たちに直接的に還元されるものと捉え、コロナ禍ではありますが実習を受け入れた次第です。
 大学側でも新型コロナウイルス感染症の感染防止対策をしっかり整えていただき、学生さんも私たちも安心して実習に臨める体制を整えています。
 学生さん達にとっては2週間という短い期間ですが、熊聾のことについても理解を深めてもらい、熊聾の良き発信者・応援者になってもらいたいと思っています。

 
令和2年11月12日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その130)

【土曜授業風景part.2】
 11月7日(土)、小学部・中学部・高等部では授業参観及び学級懇談を実施しました。
 小雨が降り続き、足元が悪い中でしたが遠方からも多数の保護者の御参加をいただき、本当にありがとうございました。
 小中学部では通常の授業展開でしたが、高等部では通常授業に加え、作品販売会と現場実習報告会のビデオ放映を行いました。また、午後からは九州ろう学生懇談会と本校高等部の進学コースの生徒たちとのZOOMによる交流も行われました。
 作品販売会では就労コースの生徒たちが丹精込めて作り上げた木製の椅子、お盆、コースター、ティッシュケース等が並べられ、瞬く間に完売となりました。「もし、売れ残ったら校長先生が全部買うよ!」と言っていたのですが、私は嬉しくも残念ながら買うことができませんでした。

 
令和2年11月11日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その129)

【土曜授業風景part.1】
 11月7日(土)、幼稚部では午前中通常授業を行いました。
 現在、「うんどうしらべ」の単元を展開中で、縄跳びやボールつき、体ささえ等、様々な種目に子供たちが挑戦中です。
 幼稚部段階の子供たちの身体能力の発達は目覚ましいものがあり、1年間の成長には驚かされます。
参観していて感じたことですが、年齢が上がっていくにつれ、出来ることが増えていく喜びを全身で感じ取っているようでした。ボールつきをしている緑組(5歳児クラス)の子供たちの様子を見ていると、誇らしげな表情を浮かべていたり、「もう一回もう一回…」とやりたさを連発したりする子もいて、逞しく育っている様子に私の胸も弾みました。 

令和2年11月10日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その128)

 先月半ば、本校の学校薬剤師による照度検査を養護教諭立ち合いのもと行っていただきました。照度については、学校環境衛生基準によって、学校施設の人工照明の照度基準が示されています。
 その内容としては細かい条件はあるものの、例えば、教室は300ルクス以上、コンピュータを使用する教室等は500~1000ルクス程度、テレビやパソコン等の画面の垂直面照度は100~500ルクス、廊下は100ルクス以上といったところです。
 実際に行った検査は、本校の全室ではなく、いくつかの諸室に絞り込んでの検査でしたが、およそ数値をクリアしていました。しかし、一部照度が足りていない箇所も見られました。その箇所については、照明器具の取替、増設、反射板取替、さらには教室配置の変更などによって改善を図っていきたいと考えています。

 
令和2年11月9日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その127)

 昨年は上通りびぷれす広場で2日間にわたって熊本県特別支援学校作品展が開催されましたが、今年度は新型コロナウイルス感染症拡大が心配される状況であったため、作品展は中止となりました。

 そのため、11月4日(水)、共同教室にて熊本県内特別支援学校の文化作品を展示し、公徳会様、善意銀行様による公徳会賞、善意銀行賞の選考及び県内特別支援学校の全校長による全国作品展への出品作品選考・審査が行われました。本校からは、豊田君(高等部)と田上君(中学部)の作品を学校代表作品として出品しました。審査の結果が分かり次第お伝えしたいと思います。
 また、子供たちの活躍を広く知っていただくために、出品された全作品が作品集(冊子・CD)としてまとめられることになっています。
 審査後、これらの作品は熊本県人権フェスティバル(11月15日)にて展示される予定です。詳細が分かり次第こちらについてもお伝えできればと思います。 

 
令和2年11月7日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その126)

 南小国町社会福祉協議会及び小国町社会福祉協議会からの依頼により、11月6日(金)と11月12日(木)の2回にわたり、本校職員が小国町に出向き手話講座を開講します。
1回目は野田先生(幼稚部)と齊藤先生(小学部)が、2回目は住吉先生(高等部)と山田先生(中学部)が講師となって講座を進めます。
 参加予定者は小国高校の生徒さん達、小国支援学校の先生方、施設の方々等と聞いています。内容は初歩的なものになると思われますので、手話や聴覚障がい者・ろう者について知っていただき、少しでも手話を広めるきっかけになればと思っています。
 講師となる4人の先生方どうぞよろしくお願いします。

 
令和2年11月6日         

熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その125)

 10月最終週から高等部の先生方による一人一授業公開が始まりました。
 全員が指導案を作成し、参観者から事後にアドバイスをもらい、授業改善に向けて取り組んでいくものです。
 今週末(11月6日)には高等部内での学部研究会が行われる予定です。
 写真は一人一授業での理容科3年生「ヘアカッティング」の実習の様子です。生徒たちのカッティングの技術が確実に上がってきています。

 
令和2年11月5日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その124)

 10月24日に県と熊本市が新型コロナウイルス感染リスクレベルを改定し、新基準(6段階)を設けました。
 新たな基準によれば、10月28日現在で熊本県内の感染者数は「縮小傾向にある」という分析で、レベル2と判断されています。縮小傾向にあるとは言え、経路不明の感染者が出ていますので気を緩めないことが大切ですね。
 熊聾では職員も健康観察シートを用いて、日々の健康チェックを継続して行っています。
 

令和2年11月4日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩