日誌

運動会を終えて

 運動会前日の午後から降り出した雨…。夜11時頃には雨脚が強くなり、体育館での開催も覚悟したところでした。しかし、その後夜半過ぎには雨が上がり、グラウンドの水はけが良いこともあって、当日朝6時の時点では「運動場でできるかも…」という程の状態になっていました。そして、早朝からの教職員による砂入れの作業、テントに溜まった水抜き・拭き上げ作業などを行なったこともあり、予定どおりの時刻に開会できました。
 すべての種目それぞれにおいて、各学部の子供たちが懸命に走る様子や楽しんでいる様子、悔しさをこらえきれない様子等、様々な表情を見せていました。また、中高生が幼小の子供たちを優しくお世話してくれている姿など、幼小中高一貫教育を行っている聾学校ならではの微笑ましい光景も見られました。さらには、卒業生も多数集い、来賓競技や全校ダンスにも快く参加してくれました。あらためて、卒業された皆さんの聾学校への愛着の強さを感じたことでした。
 これまでの練習の日々から本番当日まで、子供たちには悲喜交々の出来事があったことと思います。それら様々な経験の積み重ねをとおして、子供たち一人一人が一回り成長し、次へのステップにつなげていってくれることを心から願っています。
 最後に、当日朝早くからお越しいただいた御来賓の方々、御家族の皆様に厚くお礼を申し上げます。
今後とも熊本聾学校への御支援をどうぞよろしくお願いいたします。