熊本支援学校の取り組み

出水南小との交流を通して

 今年度は、1学期に8回、2学期に9回、3学期に3回と計20回の交流を行いました。交流を重ねる中でパートナーとの仲も深まり、お互いに関わり合う姿が見られるようになりました。なかでも出水南小学校の児童が活動内容を計画する計画交流では、これまでの交流を通して、どのような活動をしたら本校のパートナーとより楽しく交流できるのか、出水南小学校の児童たちが活動内容を考え、道具を準備してくださいました。計画交流の内容は様々でしたが、当たっても痛くないよう風船を使った風船バレーや、ボールを転がしやすいよう補助具を手作りしたボウリングの活動もありました。それぞれの活動で本校の児童も出水南小学校の児童も楽しく活動できるような工夫がされていました。どのクラスの内容も魅力的で、計画交流以外の交流の日でも行っているクラスが多く見られました。

 また、交流のある火曜日には、朝から「今日、お友達くるね。」とパートナーに会えることを待ちわびる声も聞えてきました。パートナーが帰るときには、名残惜しそうに見送る姿も見られるようになりました。今年度の交流は終了しましたが、1年間交流を重ねて仲良くなった出水南小4年生のパートナーと、また来年度以降の夏の交流集会や秋の交流集会で会えるのが楽しみです。