生徒たちの可能性の高さを感じた「球磨中央百貨店」

 12月4日(土)、5日(日)に開催された「球磨中央百貨店」。大盛況となり無事に終了することができました。ご来店いただきました、地域の皆様方、保護者の皆様方に心より感謝申し上げます。2日間とも、天候に恵まれて生徒たちもこれまで培ってきたことを思い切り発揮できた百貨店となりました。また、この行事を通して、豪雨災害からの復旧、復興に貢献する意識を高く持ち、取り組んでくれました。生徒たちは、それぞれの店舗で、また、それぞれの役割分担をしっかりとこなすことで、みるみる成長する姿が見られました。訪れていただく、お一人お一人大切なお客様に接する姿勢は、さすが、球磨中央高生でした。多くの店舗で完売するなど、商売上手の一面も見せてくれました。その場の状況による判断、連係プレー、工夫する知恵等、日頃の授業では見ることができない姿も、この百貨店で見ることができ、生徒たちの可能性の高さをひしひしと感じました。一生懸命に取り組む姿に、勇気と元気をもらったと多くの方に評価していただき、コロナ禍の状況ではあるものの、開催できて本当に良かったと安堵しているところです。

 こうやって、百貨店が開催できたのも協賛企業の皆様方のご支援、ご理解あってのことです。また、企業の方々からも、生徒たちの連携のすばらしさや、「生徒たちが、真面目で一生懸命なので、業者としてもやりがいがある」と評価いただき、ありがたい限りです。改めまして、ご支援、ご指導、ご協力に感謝申し上げます。

 今後は、「球磨中央百貨店」がさらに生徒たちの貴重な学習の場、地域と協働した取組みとなるよう精進してまいります。来年は、コロナ終息記念「球磨中央百貨店」が開催できることを願うばかりです。