2021/10/26 2年生球磨地域学 ライフプラン講話

今週の2年生の「球磨地域学」では

公益財団法人熊本県雇用環境整備協会と連携し,

ライフプランを考えるための講話が行われました。

 

講師は北本裕児氏。

熊本商業高校卒業後に企業に入社し,現在ではソニー生命保険株式会社に勤められています。

北本氏は,自分自身の人生体験の中から,夢の実現に大切な要素を話されました。

特に強調された「夢の実現に必要なもの」とは,

1 表現の大切さ

 北本氏は,高校では野球部で活躍し,企業の野球チームから内定を貰われますが,心変わりし,親にも教師にも相談せずに断りの電話を入れられたそうです。その後,この企業から高校には求人がこなくなってしまいました。

 高校卒業後に就職した企業では,給料を無計画に使い,多額の借金をしてしまったそうです。しかし,誰にも相談できずに苦しむことになってしまいました。

2 計画

 このため,北本氏は親に相談し,親に借金をして返済をすることとなりました。この時,初めて親への借金返済の計画を立てることになります。

3 選択

 この後北本氏は,カーネル=サンダースの生涯に関する本を読み,「いまからでも遅くない」,どんな時でも自分にとって良い選択肢を探せば,かならず人生は切り開けると気づいたそうです。

4 改善

 ご自身は高校時代に甲子園出場は叶わなかったそうですが,マスターズ甲子園(高校野球OB/OGによる甲子園)に出場することができました。また,高校時代には教師になる夢があり,それを叶えることができませんでしたが,ライフプランニングの講師として教師のような仕事ができていることに幸せを感じると話されました。

人生は全てが上手くいくことだけではありませんし,きっかけをチャンスにすることもできます。

生徒諸君も,この講話をこれからの人生の道標にしていって欲しいと思います。