本日の上天草高校

2023年2月の記事一覧

SDGs仕事スタジアム特別講座 開催!

SDGs推進、起業家教育、表現力の向上などを目的に、SDGs仕事スタジアム特別講座が開催されています。

 第1回は1月28日、第2回は2月5日に行われ、3月中に第3回も予定されています。

第2回の様子はこちらです。

上天草のSDGs問題と取組についてアイデアを出すワークショップです。

個人・企業・国の視点から問題と取組案を、生徒自身が考え、それをもとに実際のボードーゲームを完成します。

第1回の講座では、SDGsでは「未来の姿」から考え、それがイノベーションにつながることを学びました。

今回の講座では、「SDGs」について、「なんか聞いたことある~」で終わらせるだけでなく、

当事者として、問題や取組を「考えることができる」ための学びがあったのではないでしょうか。

未来のあるべき姿に向けて、問題を洗い出し、そのための取組(=課題)を考える。

普段から周りをよく見て生活し、SDGsを意識すると見えてくるものがあります。

生徒達は頭を抱えながらも、調べたり聞いたりして、ワークショップ課題に取り組み、入力作業を進めています。

 

その後のキャラクター育成講座では、SDGsの取組について、ファンタジーにおきかえ、イラストを作製します。

SDGsの物語として「キャラを立てる」イラストの組み立て方を学びました。

参加した生徒達がどのようなイラストを描くのか、楽しみですね。

 

ランプ寄贈!

 今年度矢部高校林業科学科の皆さんと本校福祉科はOneTeamプロジェクト事業を活用して、ボッチャで使用するランプ作りに取り組みました。

 このたび、その成果としてできあがったランプを中南小学校5年生に寄贈して参りました。

 中南小学校5年生の皆さんとは昨年より、ボッチャを通して交流を深めてきました。

 昨年度の交流では、1人でボールを投げることができない児童をクラスメイトが担任の先生と工夫しながら手伝う場面がありました。

 その様子から生徒達が、「私たちにできることは何か・・・」と考えた時、「パラリンピックでみた、ランプがあればもっと楽しくプレイできるのでは?」と思いついたのが、今回の活動につながりました。

 小学生達はこのランプを活用し、昨年度よりもレベルの高い戦いを見せてくれました。

 ボッチャ大会の数週間前に先にランプだけ寄贈し、大会に向けてクラスで練習をしてもらっていたのですが、5年生同士の息もぴったり合っており、ナイス投球にみんな大喜び!歓声があがると当時に、ボールを転がした児童もにっこり笑顔を見せてくれました。

 

 さらに、ころがったボールがどこに行くか見るために、タブレットを活用してボッチャを楽しんでもらえるよう工夫しました。

 

 会の最後には、「高校生のおかげで、楽しむことができた!」とうれしい感想をいただきました。

 このランプが届くまで、なかなかボールを遠くまでころがすことができず、みんなより少し前からボールをころがすこともあったそうです。しかし、「このランプを活用することでみんなが同じ条件で、戦うことができるようになりました。ありがとうございます。」と担任の先生から感謝の言葉もいただきました。

 

 中南小学校5年生の皆さん、矢部高校林業科学科のみなさんありがとうございました。

 これからも本校福祉科は、だれもが一緒に楽しめるボッチャを体験してもらえるように活動していきたいと思います。

 ご希望の方は、本校までお問い合わせください。

上天草プロジェクト「研究成果発表会」

本校では、「上天草の課題を解決する」という共通のテーマのもと、生徒全員がゼミに所属し、探究活動を進めてきました。

その研究成果を発表する場として、2月8日(水)に本校教室と体育館で研究成果発表会が実施されました。

 

ポスターセッション

24班が実施しました。研究成果を1枚のポスターにまとめ、生徒・職員・審査員に、発表(4分間)を計5回行いました。

 

プレゼンテーション

12月中に各ゼミでの代表を決める選考会を経て、代表となった6班が発表を行いました。

研究成果をスライドにまとめ、審査員・生徒・職員に向けて、ステージ発表(4分間)と質疑応答を行いました。

審査員の方からの講評では、高校生ならではの視点で課題を見つけ、解決しようとしている取組について評価いただきました。

一方で、審査員の方々や生徒が記入した評価票から、研究について改善すべき点も見つかったので、今後の活動に活かしたいと思います。

 

なお、各ゼミ代表6班の発表は、3月4日(土)にグランメッセ熊本で行われる

「第1回熊本スーパーハイスクール(KSH)全体発表会~県立高校学びの祭典~」において、ポスター発表を行います。