校長室より
今、熊本かがやきの森支援学校では・・・ その3
今、熊本かがやきの森支援学校では・・・ その2
今、熊本かがやきの森支援学校では・・・その1
ごあいさつ
ごあいさつ
熊本かがやきの森支援学校長
冨永 佐世子
このたびの定期異動により、4月1日付けで本校第5代校長として赴任しました 冨永佐世子(とみながさよこ)です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、本校は「県立特別支援学校整備計画」(熊本県教育委員会 平成23年5月)に基づき、重度重複障がいのある児童生徒を対象とした肢体不自由特別支援学校として、平成26年4月に熊本支援学校内で開校し、今年で10年を迎えました。新校舎が同年11月に完成し、12月からは真新しい校舎での学びがスタートしています。この校舎には、全館冷暖房を完備するとともに、看護師が安全で衛生的に医療的ケアが行えるようケアルーム(1箇所)やナースピット(4箇所)が設けられています。また、体育館、屋内温水プール、個別学習室、製作学習室、プレイルーム、図書室などを備え、個の教育的ニーズに的確に対応する環境が整えられています。
また、専門性の高い教育を行うために、理学療法士や言語聴覚士等から定期的に助言をいただくとともに、国立熊本医療センター等の病院や消防署との連携を図り万一の救急搬送にも備えるなど、関係機関との連携にも努めています。
さて、本校教育においては、教育目標として「安全安心な教育環境づくりに努める」ことと「児童生徒一人一人の持てる力の伸長を図る」ことを柱として掲げています。特に、新たな挑戦として、今年度から全ての児童生徒の学習において「国語」「算数(数学)」「体育」等の各教科の指導を始めたところです。今年度はその内容について更に整理・充実を図り、より本校の児童生徒の実態に合った学習の充実に向け取り組んでいく所存です。
来春には開校10周年記念式典を挙行する予定です。また、全国特別支援学校肢体不自由教育研究大会が本県で開催され、その最終日には本校で公開授業を実施する予定です。多くの方々の御来校をお待ち申し上げますとともに、本校教育への忌憚のない御意見・御感想を是非お寄せいただきますようお願いします。
結びに、職員一同、子どもたちの「かがやく笑顔」がより多く見られるよう、精一杯努力して参りますので、皆様からの御支援・御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。