【工芸科】工芸科で使用する木材の性質について授業です。
今日は1年生に木材の性質についての授業を行いました。
見本を確認しながら、木表(きおもて)・木裏(きうら)・木口(こぐち)・木端(こば)、板材各部の名前を覚えていきます。工芸科の作業の中で各部に印をつける場面で役立ちます。
木材は加工が比較的しやすい馴染みのある材料ですが、反る、割れる、縮む、曲がる性質があります。性質を無視して木材を使うことはありません。この性質を知ることで、「どうしてそうしないといけないのか。」木材の性質を知ることで、工程の意味を理解するきっかけにします。
生徒達に質問です。工芸科で製作しているバインダーについて
教師「バインダーの木口をみて何か気づくことある?」
生徒「木表、木裏が交互になってる」
教師「良く気づきましたね。じゃあ、木表、木裏が交互に接ぎ合わせてあります。なぜでしょう。」
今、学んだ木材の性質を気づきのヒントに繋げます。
そして実験です。
教師「見本の杉板を並べてください。」
見本に使った杉の板材を使って木表側を揃えて並べます。反りが大きくなり、このままいくと一周しそうです。それで改めて生徒達に交互に接ぎ合わせてある理由を聞くと…
生徒「うーん。えらい反ってる。」
教師「じゃあ。次は木表、木裏を交互にしてごらん。」
生徒「交互にすると全体の反りが小さくなった。」と反応が返ってきました。
生徒「だから交互にしないと反りが大きくなって使えないんだ。」
教師「そう、正解。」「反りが大きいとバインダーとして使えないよね。」
知識を活用する経験を多く積むことで判断の基準ができます。この知識・経験に基づいた判断は、日常生活で必ず繋がります。この繰り返しで判断力を向上させていきます。工芸科でのものづくり通した学習で大切にしている一つです。木材の学習を通して、『ひらめいた。わかった。』時の生徒達の笑顔が印象的でした。この経験を別の場面で活かすことができればもっと自信に繋がることでしょう。
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