一高の四季

2011年6月の記事一覧

ガクアジサイ

ガクアジサイは日本原産で、これを改良したものがセイヨウアジサイです。写真は中心部に見られる両性花を拡大したもので、雄しべの葯に水滴がついて輝いていました。

アジサイ

日中の気温が20℃を下回り、冷たい雨が降り続きました。アジサイも鮮やかさを増しています。

梅雨入り

6月5日、熊本を含む九州北部地方が梅雨入りしました。平年並みで昨年より7日早い梅雨入りとなりました。生物準備室前ではツユクサが日陰で涼しげに咲いています。花弁は2枚のように見えますが、下に半透明の花びらが1枚あり、全部で3枚です。雄しべは6本ありますが、上段の3本はπ型、中段の1本はT型で受粉には関係していません。下段の2本が通常の雄しべで花粉が形成されます。

ハエトリグサ

生物準備室にあるハエトリグサに花が咲きました。北アメリカ原産の代表的な食虫植物。英名のvenus flytrap(女神のハエ取り罠)は葉の縁のトゲを女神のまつ毛に見立てたところからきています。