一高の四季

2012年

「秋景色」最終回

紅葉(黄葉)も終わりに近づき、グラウンド周囲のイチョウも残り1本です。右のキミガヨランは年に2回開花します。持久走大会に向けて一生懸命走る1年生を見守っています。

「秋景色」その3

正門横ではモミジの緑から紅への変化を楽しむことができます。写真左は「古城医学校跡、明治天皇臨幸」の石碑です。古城医学校は熊本県最初の西洋医学校で、熊本洋学校と並んでいました。北里柴三郎、浜田玄達、緒方正規など、後の日本医学界を背負う人材を輩出しました。

「秋景色」その2

やっとさわやかな青空になりましたが、最高気温は約13℃までしか上がらず、12月中旬の気温です。定期考査も本日午前中で終了し、午後からは部活動が再開されました。

「秋景色」その1

13日(火)午後から気温が低下しはじめ、冬の到来を感じさせます。安永蕗子先生の歌碑のそばではニシキギが鮮やかに色づいています。(写真上)

冬服へ更衣

今日から全員冬服に衣替えしました。午前7時の気温が16.6℃(熊本市)と比較的温かい朝です。テイカカズラの葉も鮮やかに色づいています。

キミノバンジロウ

熱帯アメリカ原産のキミノバンジロウはグアバの仲間です。長径約3センチほどの小さな果実は熟すと黄色くなります。毎朝、ヒヨドリがやってきてついばんでいます。生物準備室前で。

ヒガンバナ

今朝の最低気温は19.4℃(熊本市、6時30分)を記録し、今秋初めて20℃を下回りました。校内のヒガンバナも開花し、やっと秋らしさを感じるようになりました。(生物第1教室西側)

オシロイバナ

南アメリカ原産の多年生草本。花は夕方から夜間にかけて咲くので,夕化粧(ゆうげしょう)と呼ばれます。花弁はなく,花弁のように見えるのはがくです。

今年初の猛暑日

台風7号による南風の影響で、朝から気温が上昇し、午前10時にはすでに34℃(熊本市)に達しました。最高気温は35.8℃を記録し、フェーン現象による熱風に包まれました。

坪井川の水位上昇

未明からの大雨で学校横を流れる坪井川の水位が上昇しています。1時間当たり30ミリ前後の大雨が降り続いており、午前0時から午前7時までの雨量は163ミリ(熊本市)に達しています。JR等交通機関の不通もあり、朝課外が中止されました。

クチナシ

八重咲きのクチナシが安永蕗子先生の歌碑のそばでひっそりと咲いています。左の写真は咲き始めです。

ツユクサ

生物準備室前ではツユクサが涼しげに咲いています。花弁は2枚のように見えますが、下に半透明の花びらが1枚あり、全部で3枚です。雄しべは6本ありますが、上段の3本はπ型、中段の1本はT型で受粉には関係していません。下段の2本が通常の雄しべで花粉が形成されます。

紫陽花七変化

セイヨウアジサイは日本原産のガクアジサイが改良されたものです。ガクアジサイでは中心部に両性花(写真上段右)と周辺に装飾花があります。装飾花はおしべとめしべが退化しており、花弁のように見えるのはがくです。セイヨウアジサイはほとんどが装飾花です。

ネジバナ

芝生等の背丈の低い草地に生育する小型のラン科の多年草。花が花茎のまわりにらせん状に巻いているのでこの名がついています。昨年より10日以上早く開花し、花期はほぼ終わりに近づいています。生物準備室前で。

ネムノキ

梅雨時に咲くネムノキは色鮮やかな紅白の雄しべが特徴的です。武道場南側という離れた場所にあり、高さ8~10mほどの高さに咲いているので、この花の存在に気づく生徒はほとんどいないと思われます。

梅雨入り

本日、九州北部の梅雨入りが発表されました。平年より3日遅い梅雨入りでした。アジサイも雨に濡れて鮮やかさを増しています。

オオカナダモの花

アルゼンチン原産。原形質流動という現象を観察するのによく使われています。日本には雄株のみ帰化しています。生物準備室前で。

ドクダミ

白く見えるのは花弁ではなく、包葉(ほうよう)で花を包む葉です。花弁をもたない小さな花(写真右)がたくさん集まったものです。生物準備室前で。