学校生活/SCHOOL LIFE

2024年5月の記事一覧

農業土木設計(グリーン環境科2年・環境デザイン類型)

圃場(畑)とグラウンドの土に含まれる水の量を調べるために含水比(がんすいひ)試験を行いました。土試料は恒温乾燥機を使い110℃で炉乾燥(24時間)します。含水比は土の状態を把握するために重要な数値です。適切な数値を知ることで地盤沈下や構造物の損傷を防ぐことができます。

令和6年度阿蘇中央高校阿蘇校舎生徒総会開かれる

 5月21日(火)午後に令和6年度阿蘇校舎生徒総会が開かれました。

 生徒会長挨拶、議長選出の後、令和5年度生徒会活動・決算報告が行われました。また、執行部・各種委員会より今年度の活動予定や目標が示され、本校の先輩方が起草し、採択された「阿蘇中央高校人権宣言」「携帯電話等の使用におけるモラル向上といじめ根絶宣言」が再度確認され滞りなく閉会しました。

 生徒会執行部、各種委員会の役員、そして生徒会員である全ての生徒が、よりよい充実した高校生活のために尽力しています。6月19日(水)には生徒会執行部の改選が行われます。3年生にはあと少し、全力で生徒会を引っ張ってもらいたいと思います。

スマート農業part3 アグリロボ田植え機・・・無人です!(課題研究)

5月17日(金)は、自動運転のアグリロボ田植え機でスマート田植えをしました!なんと、リモコン一つで無人で田植えするのです!本日も中九州クボタさんの協力のもと、今のスマート農業の実際を体験することができました~✨

生徒たちの感想

・畔に乗らないように計算されているのがすごい。普段の田植え機だと真っすぐに運転するのが難しいが、それを田植え機自身でしてくれるのは緊張しなくていい。少ない人数で田植えできるのがいい。
・リモコン一つで動くのはもうラジコンみたいでした。動かし方や動く理屈がわかってよかった。大きい田んぼだとよりすごそう。
・実家で使っている田植え機は直進アシストがついているが、それはこのアグリロボほど自動でやってくれるわけではないので、とてもすごいと思った。均しが甘くがたがたな田んぼや、形がもっと歪な田んぼだとどうなるのか気になります。

始動している動画1    始動している動画2    始動している動画3

 このことはニュースでも取り上げられました。

2年総合ビジネス科×D-HORIZONとの協働授業<1>

5月13日月曜日5.6時間目に2年総合ビジネス科のソフトウェア活用の授業で、D-HORIZON様との協働授業を行いました。授業のめあては「デザイン思考を学ぶ」とし、講師の重岡様から「アートとデザイン」との違いや「デザインは、クライアントが存在し、その意向や想いに寄り添うことが求められる」と教えていただき、題材を「学校パンフレットを作成しよう」とした想いを校長先生より生徒にお話しいただきました。生徒たちはその思いに寄り添い活動を進めていきました。

【生徒の感想】

〇今回のD-HORIZONさんとの協働授業で感じたことは、自分の考えていることをアウトプットしていってアイデアを出していくことが大事なんだなと感じました。これまであやふやだった考えがみんなとアイデアを出し合うことで、しっかりとした形になっていくんだなと思いました。

〇デザインに関して、自分の中でのイメージが変わった。他校のパンフレットなども見せてもらっていい点を探したりすることもできて良い時間になった。

〇パンフレットなどを作る前に共感マップを作ったり他校の分析をしたりアイデア出しをしたりすること大事だと学びました。パンフレットを作るときは様々な準備をしてから作っているんだと感じました。自分の考えを出していけるようにしたいです。

今後もD-HORIZON様との協働授業を継続させていく予定です。生徒の「デザイン的思考」「プログラミン的思考」を育成していきます。

スマート農業part2 スマート農業促進授業!(課題研究)

5月8日(水)は、スマートアグリソリューションを行っている、中九州クボタさんから「スマート農業の現状と課題」について講義をしていただきました。講義では、スマート農業がどのように進化して今どんなことができるのか、どのように運営するのか、また色々なアグリロボについてお話していただきました。実際にアグリロボを使用している動画では、驚くほど真っすぐに畝を立てる様に感嘆しました。KSAS(クラウド型営農支援システム)という、農業経営にまつわる様々なデータをクラウドに収集・記録・自動集計し、分析したデータをもとに判断できるシステムがあり、作物の生育状況やカメムシがどこにどのぐらいいるなどのデータが目で見える形で把握できることに驚きました。今までスマート農業を少し遠いものと思っていましたが、実際は農家の経営に寄り添い、よりよい農業と環境の実現につながる大切な事業だとわかりました。