職員ブログ

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令和3年の本屋大賞

「全国書店員が選んだ いちばん! 売りたい本 本屋大賞」というのがあります。

まさしく全国書店員さんたちのおすすめが集計され、4月に発表されます。

詳しくは https://www.hontai.or.jp/about/index.html を参照してください。

 

今年は町田そのこ著「52ヘルツのクジラたち」が選ばれました。

 

機を見て購入しようと思っていたのですが、図書室を整理していたらありました。前任の先生が購入していらっしゃったのですね。貸出できます。借りたい人は担当職員に声をかけてください。

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学校 【職員ブログ】天草高校定時制の3大いやしスポット

 

職員ブログも6人目となり、後半戦となりました!

今回は4年次生担任の田中先生です。


 

私、田中からは「天草高校定時制の3大いやしスポット」の紹介をさせていただきます!

 

その1 定時制図書室

 まずは、生徒の皆さんのくつろぎの場となっている図書室から。早く登校してきた人や自分で勉強したい人が自由に使える図書室ですが、私がここでお伝えしたいのは、その「いやし効果」についてです。私自身も仕事が行き詰っているときや、ひと段落して一息つきたいときなど、ふらっと寄らせていただいています。自分の指のおもむくままに本を取り出してパラパラと時間を忘れて読みふける、というだけで何だかいやされます。本に囲まれて目を閉じているだけでも心が休まる気がします。

 早く来た生徒の皆さんにとっても、本を読むだけでなく、アルバイトの疲れをいやしたり、自分の時間を静かにゆったり過ごしたりする姿をよく目にします。

 

その2 自販機&売店

 夏は暑さをいやすための冷たい飲み物、寒い冬には温かい飲み物を生徒の皆さんが買いに訪れる自動販売機は、まさにいやしスポット。

そして何よりも生徒たちにとっては「売店のおばちゃん」の愛称で親しまれている岡部さんの存在は大きいのです。ある生徒さんは、教師の私たちには見せない面を岡部さんには見せているようです。いつもニコニコと笑いながら彼らの話を聞いていらっしゃる姿に、私たち教師が学ぶことも多いと感じます。先日は(その日は寒さの厳しい日だったのですが)、生徒と私をこそっと招き入れてくださり、ストーブを囲んで、井戸端会議ならぬ炉端会議に花を咲かせました。

 

その3 保健室

 カラダの不調だけでなく、ココロが不調なときにも生徒の皆さんにとっては、安心して訪れることができる、なくてはならない場所。養護の稲留先生は生徒の皆さんにとっても、教師の私たちにとっても何でも相談できる存在です。

 何があるわけでなくとも訪れた人はそこにいると気持ちが落ち着いていく場所のように思います。なかなか授業に出られずにいる生徒さんを見ると、私たち教師は「授業に出ないと・・・」という気持ちが先走りすぎて、その「ワケ」を聞くことを忘れてしまいがちになります。その前に「どうしたの?」と聞く余裕を持ちたいものだと、保健室に行くとつくづく思います。実は本人も気づいていない、言葉にできない「ワケ」があることもあります。生徒さんのそばに寄り添ってゆっくり解きほぐす場所。元気になって自分から教室に戻っていく姿が今日も見られました。

 

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雪 【職員ブログ】雪が積もっています!

 

 

リレーには関係ありませんが、雪が積もっている学校の様子をご覧ください。

今朝天草でも大雪が降っており、学校に行って積雪の様子を見て、

天草でもこんなに雪が降るんだとあらためてびっくりしました。

生徒たちには、登下校十分注意してほしいと思います。

 

 

  

  

  

 

 

屋根や車に積もっています雪

生徒のみなさんは登下校など、気を付けてください!

 

 

 

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本 【職員ブログ】

 

続いて三嶋先生からのメッセージです。

三嶋先生の長い教職経験からの深いお話です。どうぞお楽しみくださいキラキラ


 

 現代は格差社会です。一部のお金持ちが、日々の生活を謳歌しています。

下図をみると、日本にはお金持ちがそんなにいるのか、と思ってしまいます。ざっと計算して、

100世帯のうち、2.5世帯が1億円以上もっている ことになります。

 

  

 

 しかし、そのようなお金持ちになることを望んでも、一朝一夕には無理です。

まずは、地道に勉強するしかない、と思います。勉強しないで、お金持ちにはなれないのですから。

(逆に、勉強すれば必ずお金持ちになる保証もないのですが・・・)

 

 

 私が、日々、学校で教えていて強く感じることは、生まれつき勉強することが嫌いな生徒がいるだろうか

という素朴な疑問です。ささいなことがきっかけで、たまたま勉強しないだけではないのか、ということです。

 

 私の両親は、父が小学校まで、母が中学校までしか行っていません。父は戦争のため、小学校すら満足に行けなかったそうです。基本、数少ない本を読んで勉強をしていたと、言っていました。母は、たまたま母の年齢から中学校までが義務教育になり、家で農作業を手伝わずにすむので喜んで学校に行っていたと、懐かしそうに話していました。

 

 私は、そういう両親のもとで、勉強したいのなら思いっきり勉強してみれば、という環境で育てられました。地元の二江から、年に2~3回本渡の本屋に行っては、欲しい本や雑誌を買ってもらえることが何よりうれしかったのを覚えています。それを読んで、友だちに教科書に載っていないことを言うのが、ちょっと誇らしかった気がします。 

 

 イヤだと思っていた勉強が好きになるのは、これもまた、ほんのちょっとしたことがきっかけだ、と思います。復活は若ければ若いほど容易です。少なからぬ生徒たちが、おもしろさに気づけないまま、勉強が手につかず、スマホの餌食になってしまっている現代です。そうは思いませんか。

 

 勉強とは一生付き合っていかなければなりません。勉強を友とするのか、または敵とするのかは、収穫できる実りに思いを馳せてみれば、言わずもがなのことでしょう。

 

 私は、来たる3月の退職を目前にして、学ぶことの大切さ を、いっそう強く感じています。

 

 

 


 

次は4年生担任の田中克樹先生へバトンを渡します。よろしくお願いします!

 

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