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2021年11月の記事一覧

令和3年度 第74回熊本県高等学校駅伝競走大会【結果】


エースが集う1区は、2年連続で才畑智貴(人吉二中)を起用。雨で気温も下がり、高速レースの中5kmを14分35秒で通過し、先頭集団でレースを展開しました。その後も粘り続け、昨年より1つ順位を上げ4位で襷を後続へ。エースが重圧の中、設定を大きく上回る走りで勢いをチームにもたらしました。

                  1区 才畑智貴(人吉二中出身)

 

2区は1年生エースの木下来夢(人吉一中)。後続から強豪校が追いかけてくる中、入りの1kmを突っ込んで攻めの走りを展開。ロードの強さを十分に発揮し、区間5位で駆け抜けました。更に強さとスピードを磨き、来年はロング区間を担うはずです。

 

3区は鍬本健太(人吉二中)に託しました。今夏チーム1走り込んだ成果が徐々に現れ、5000mで自己記録を大幅更新。指示通り、慎重にレースを展開。もっと攻めの走りができた。余力が残っていた。と本人。次は14分台の攻めの走りを目指します。新チームの主将です。

      3区 鍬本健太(人吉二中出身)

 

4区は主将の溝辺伊織(あさぎり中)へ。本人の持ち前のリーダーシップでチームメイトとコミュニケーションを図り、絆を深めてきました。ライバル校との競り合いを制し、設定タイムを大きく上回りました。一番苦労してきた主将の意地がチームに勢いをもたらしました。

 

5区は畑中弘生(あさぎり中)。半年間故障し、7月にようやく走り始め、努力でメンバーを勝ち取りました。いかなる時も努力を怠らなかった畑中は気持ちで駆け抜けました。レース後、本人は悔しさが残ったようでしたが、今後この悔しさを必ず晴らしてくれることでしょう。

          5区 畑中弘生(あさぎり中出身)

 

6区の岡﨑滉大(錦中)は副主将として、チームを引っ張り、今夏必死に走り込みました。数秒先のライバル校を必死に追いかけ、設定タイムで駆け抜けました。詰め切れなかったタイム差を1年間で必ず詰めてくれると期待しています。

 

アンカーは前田輝音(多良木中)。6位で襷を受け、チーム目標の5位以内に向けて全力で前を追いかけました。3年生へ5位を届けたい気持ちで走り続けましたが6位。ゴール後は悔しさをあらわにする場面も。

                7区 前田輝音(多良木中出身)

 

昨年6位から順位は変わらず6位。しかし、球磨工業歴代最高タイムを3分近く縮めました。目標に届かなかった悔しさを胸に強豪校への挑戦は続きます。

今回の駅伝に至るまで、地域の方々やOBの皆様、後援会の方々など多くの方にご支援いただきました。大会は無観客でしたが、多くの方々にテレビ観戦での応援いただきました。温かい言葉を頂き、大変ありがとうございました。今年の高校駅伝もコロナウイルスの影響で開催が危ぶまれましが、大会を開催して頂きましたことに感謝いたします。