電気科ブログ

電気科ブログ

熊本県電気工事業工業組合より電線の贈呈

熊本県電気工事業工業組合より電線の贈呈

 3月17日(火)11時より本校校長室において、熊本県電気工事業工業組合より、第1種・第2種電気工事士の実技試験に使用する電線の贈呈がありました。

 電線の提供の目的は、『一人でも多くの電気系の高校生が電気工事士試験に合格し、電気工事士として仕事に従事してもらえるように技能試験受験の練習用に熊本県内すべての電気系のある高校(私立も含め12校)に電線を配布しました』 贈呈には、熊本県電気工事業組合理事長(上球磨電気工事業協同組合理事長)柿川大和様、熊本県電気工事業組合理事(人吉電気工事業協同組合理事長)延岡研一様の2名に来校していただきました。

 贈呈式では、柿川様より贈呈の趣旨や励ましの言葉をいただいた後、生徒を代表して電気科2年那須道磨(あさぎり中出身)と橋口侑弘(あさぎり中出身)に、柿川様・延岡様より贈呈していただきました。西校長のお礼の言葉の後、代表して、那須君が「今回たくさんの電線を寄贈していただきありがとうございました。この電線をありがたく使わせていただき、是非、合格するよう頑張ります」と決意を述べました。

【提供していただいた電線】 合計900m

 ・VVF1.6 2C 500m

 ・VVF2.0 2C 200m

 ・VVF1.6 3C 100m

 ・VVF2.0 3C 100m

来校された柿川様(左)・延岡様(右)

電線を受取る那須君(右)と橋口君(右奥)

お礼の言葉を述べる西校長

決意を述べる那須君

贈呈された電線

熊本県教育長表敬訪問【第三種電気主任技術者試験合格の報告】

令和2(2020)年2月14日(金)

第三種電気主任技術者試験合格での熊本県教育長表敬訪問

  電気科3年生尾方幸河くんが熊本県の高校生で15年ぶり、球磨工業高校では50年ぶりに第三種電気主任技術者試験に合格したことで、古閑熊本県教育長に合格の報告をさせていただきました。

 当日は、古閑熊本県教育長へ資格取得に向けての取り組みや苦労した点について報告させていただきましたところ、大変温かいお褒めのお言葉をいただきました。尾方君は大変緊張していましたが、高校1年生から取り組んでいたことで経験から学んだことや難関に挑戦し続けることについて堂々と説明していました。

 古閑教育長からも将来に向けて、これからも活躍を期待していますとのお言葉をいただき、大変喜んでいました。

 今回の表敬に当たり、古閑教育長をはじめ県教育委員会の皆様には貴重なお時間をいただき、大変有り難うございました。

 

 なお、西校長は本人を次のように紹介されました。

 本日はこのような名誉ある機会を設けていただきましたことに感謝申し上げます。尾方幸河君が合格した電気主任技術者とは、高電圧を利用する工場や事業所に配置することが義務づけられているものです。第3種から第1種の3種類あり、彼が合格した第3種は一般の事業所が利用する5万ボルト未満を監督することができます。

 試験科目は、理論、電力、機械、法規の4科目あり、科目合格保留制度があるとはいえ、在学中に4科目を制覇することは非常に難関で、特に工業高校生にとっては過酷な試験とされています。

 尾方君は、ここにおります担任の田代教諭の勧めもあり、3年間で4科目に合格することを目標に、1年生の頃からこの資格に挑戦していました。1年生のときは専門の勉強を始めて間もないというこもあり、全く歯が立たなかったようですが、2年時に法規1科目に合格して希望の光が差しました。そして3年時に残る3科目も合格して、本県では15年ぶり、本校では50年ぶりの高校生電気主任技術者が誕生しました。

 電気科の職員みんなで朝・夕・夏休みの課外体制を敷き、バックアップをしたこともありますが、何よりも本人のたゆまぬ努力の成果であり、学校全体でこの快挙を喜んでいるところです。

 尾方君は九電ハイテックという変電所などの電力設備の保全や設計を行う企業への内定をいただいており、資格を活かした活躍が期待されています。

 本校ではこの快挙に続けと、1,2年生も意気軒高しておりますので、このような機会を設けていただいたことは後輩への大きな励みにもなります。

 本日はありがとうございました。

教育長と握手を交わす尾方君。

西校長、田代教諭とともに記念写真撮影。

 

 

 

ひとよしまち燈り・点灯式

ひとよしまち燈り・点灯式

 鍛冶屋町公園を中心に450本の竹灯籠が製作され、2月8日(土)18:30より点灯式が行われました。点灯には、LED製作の中心だった電気工作部の田山空(あさぎり中出身)君が、スイッチを入れると、見事に450本の竹が光り出し、見物のお客さんに感動を与えてました。前日の設置の時には、生憎の雨でしたので漏電が心配されましたが、土曜の朝からコンセントの接続部分を1個1個外して水分を取った後、絶縁テープを巻き直す作業を行いました。そうした根気のいる作業により、点灯式では、失敗すること無く付いた光を眺め、生徒達は、授業では得られない物を得たと思います。

 この竹灯籠は、18時~22時の4時間、3月20日まで点灯してますので、是非、鍛冶屋町公園へ足を運んでいただき、この作品を見ていただければと思います。よろしくお願いします。

竹灯籠のスイッチを入れる田山君

竹灯籠①

竹灯籠②

竹灯籠③

竹灯籠④

心配で点灯式に駆けつけた電気科2年の赤池君(左)と田山君(右)

技術ボランティア・電気科2年

ひとよしまち燈り

技術ボランティア・電気科2年

 2月7日(金)9時から人吉市鍛冶屋町において、電気科2年(38名)による技術ボランティア活動を行いました。

 この企画は、人吉商工会議所青年部によるもので、平成30年2月に実施された「鍛冶屋町通りの町並み保存と活性化を計る会」主催の商店街活性化事業「鍛冶屋町ひな燈り」を前身とし、鍛冶屋町通りのみならず人吉市街一帯を、竹灯籠をはじめとした数々の燈りでライトアップし、町並みの魅力向上を図ることを目的としています。

 電気科は、昨年よりこの活動に参加しており、明日の土曜日(2月8日)が点灯式という事で本日の設置という事になりました。電気科2年生の半数以上が第2種電気工事士の国家資格を取得しており、その資格を生かし、現場の電気工事の方の指導を受けて作業を行いました。今年は、竹の中に入れる電飾を12月から2ヶ月かけて放課後、電気工作部の生徒を中心に製作しました。

 生徒達は朝から雨の降る寒い中、荷物を運んだり、設置作業を黙々と行っていました。人吉商工会議所青年部からは、「とても助かります。生徒さん達は、無駄な動きも無く、作業に慣れていますね!」とお褒めの言葉をいただきました。

生憎の雨が降る中、竹の切り出しを行いました

電飾の設計図

電飾の製作

3年生の課題研究の授業で穴開け作業を行いました

3年生が穴を開け、2年生が電飾の製作

開会の様子

竹の移動

電飾の接続①

電飾の接続②

電飾の接続③

電飾の接続④

集合写真

電気科2年 企業見学

電気科2年 企業見学

 1月30日(木)に電気科2年38名が、企業見学を行いました。主催は、公益財団法人熊本県雇用環境整備協会で、この見学会を実施することで、企業の現場を見学し、生徒一人一人の進路選択の手助けをするために先生方や企業の方々の協力の下に、企画されました。

 8時にアヤメ公園を出発し、午前中は、1月に(株)ジェイディバイスから(株)アムコー・テクノロジー・ジャパン(ATJ)に社名変更され、慌ただしい中、社名変更後の会社見学は、球磨工業高校が初という事でした。

 (株)アコムー・テクノロジー・ジャパン(熊本県大津町)は、国内シェア第1位・グループ世界第2位の半導体後工程メーカーで、主に自動車、スマートフォン、パソコン、家電、ネットワーク関連などの多様な機器に搭載されており、世界中の人々の暮らしを支えています。

 中でも自動車関連製品の比較は、全製品の約60%に達し、世界トップクラスのシェアを誇っています。厳しい品質を要求される自動車分野で高いシェアを獲得していることは会社の技術力が認められている証拠です。

 1時間程度の会社概要の説明の後、2班に分かれて、工場見学を1時間していただいた後、30分間の質問があり、10名の生徒が質問をするなど、活発な意見交換が行われました。

 午後からは、九州電力(株)熊本支社(熊本市中央区上水前寺)の見学でした。「ずっと先まで、明るくしたい。」それが、私たち「九州電力の思い」です。会社のモットーの説明後、九州電力は、昭和26年の創立以来、「電力を安定してお客さまにお届けすることを通して、お客さまの生活や地域社会に貢献する」という使命感を持って、さまざまな事業活動に取り組んでおられます。

 お客さまから「やっぱり!エネルギーは九電グループ」と選んでいただけるように「日本一のエネルギーサービス」を提供する企業(グループ)を目指しておられます。

 「快適で、そして環境にやさしい」そんな毎日を子ども達の未来につなげていきたい。この思いの実現に向けて社員は挑戦しつづけておられます。

 30分間大会議室において、九州電力の概要(雇用関係)について説明された後、2班に分かれ、総合制御所「総合制御システムについて」の説明、配電用電算システム「配電制御システムについて」、「配電線事故シュミレーション」がありました。残念ながら、時間が押していたため、全体の質問はできませんでしたが、その部署部署では、活発な質問を生徒達は行っていました。

(株)アコムー・テクノロジー・ジャパンの研修風景

会社の概要説明

昼前でしたので、社員食堂では足が止まりました

次々に質問をする生徒達

謝辞を述べる原先汰知君(山江中出身)

九州電力(株)の概要説明

配電線事故シュミレーションの様子

謝辞を述べる星原孝哉君(あさぎり中出身)

電気科2年・実習風景

電気科2年・実習風景

 三学期最初の電気科の実習は、本日(1月10日)の電気科2年の実習です。今回は、第2班が行った「発電機の並行運転」の実習を紹介します。

 この実習は、1つの負荷(電気を使うもの)に対して2台の発電機から電力を供給し、発電機の負荷分担の方法を学ぶ実習です。2台の発電機を動かし、それぞれの発電機の運転の諸条件を合わせ、1号機だけで発電して負担していた負荷を徐々に2号機に移行して、1号機の発電機を止め、2号機だけで発電して負担する(1号機から2号機への負荷移行)実験を行います。

 生徒達は、9人で2班に分かれそれぞれの担当の仕事を行います。実習が終わったら、データーの整理およびレポートのまとめに入ります。

生徒一人一人が、担当の仕事をこなします

実習風景

実習終了後は、整理整頓

全てが終わったらレポートの整理をします

進路トーク・電気科

進路トーク・電気科

 12月20日(金)4・5時間目に本校・大会議室において、電気科の進路トークが実施されました。この進路トークは、毎年、各科で実施されるもので、3年生が今年体験した就職試験での勉強の仕方や面接内容、心ががけておいた方がいいことなど、進路決定までの説明をしました。

 この進路トークは、20分間1コマで、それを3コマ行います。説明を受ける2年生は、4ヶ月前に、実際先輩達が体験したことを聞けるとあって、真剣にメモを取るなどして聞いてました。

スリッパを並べて入室する(常識)ことは、習慣化されてます

説明をされる木村先生

全体の様子

説明する3年生(右)、説明を聞く2年生(左)

 

電気科3年・課題研究

電気科3年・課題研究

 12月17日(火)4~6時間目の課題研究の時間に、人吉職業訓練所にある倉庫で、竹灯籠製作を行いました。この竹灯籠は、人吉商工会議所・青年部の企画で、2月8日(土)に人吉市鍛冶屋町で「点灯式」が行われますが、1本の竹に6~35mmの穴を100~200個開ける根気のいる作業です。

 詳しい内容は、Facebookの「ひとよしまち燈り」で検索してみてください。

二人一組で作業を行いました

全体の作業風景

穴を全部開けたら、下紙を剥がします

たわしを使い、表面をきれいにします

2時間で10本の竹を完成させました

第3種電気主任技術者に合格!!!

電気主任技術者とは

 電気主任技術者になれば、発電所や変電所、それに工場、ビルなどの受電設備や配線など、電気設備の保安監督という仕事に従事することができます。

 電気設備を設けている事業主は、工事・保守や運用などの保安の監督者として、電気主任技術者を選任しなければならないことが法令で義務づけられています。

 

取り扱うことができる電圧によって、第一種から第三種まで3種類あり、

第一種では、すべての事業用電気工作物

第二種では、電圧が17万ボルト未満の事業用電気工作物

第三種では、電圧が5万ボルト未満の事業用電気工作物

(出力5千キロワット以上の発電所を除く)

 

               一般財団法人 電気技術者試験センターより抜粋

令和元年度(一般も含む)

 全国の受験者数は41,543人で、全科目合格者数は、3,879人。合格率は9.3%。

 熊本県の受験者数は390人で、全科目合格者数は、30人。合格率は7.7%。

 

 熊本県では、平成16年頃に熊本工業から現役高校生が合格している。しかし、その後は県内の電気系の工業高校で、合格者を出そうと試行錯誤していたがなかなか合格者がでなかった。

 今回合格した尾方幸河君【山江中】は、1年生から挑戦しており、2年生で1科目合格、3年生で残りの3科目を合格し、見事免状取得の運びとなった。

 

 熊本県では、15年ぶり。本校では、昭和45年あたりに1名合格者がいたのではないかという話ではあるが(確認するものがなく、当時の職員の記憶のみ)、その後は出ておらず、約半世紀ぶりの合格者となった。

 現3年生に科目合格者が2名(浦野雄飛君【球磨中】、中村大志君【多良木中】)、現2年生に科目合格者が1名(田山由大【山江中】)。来年も合格者を期待できる状況である。

 

合格者の喜びの声

【現在の感想】

1年生のときからずっと挑戦し続け、悔しい思いをしていたので合格できてとても嬉しい。合格するだけで満足せず、学んだことを忘れないように維持していきたい。

 

【特に努力したこと】

過去に出題された問題をとにかく数多く解くことで、応用力を身につけられるよう努力してきた。

 

【特に苦しかったこと】

問題の数が多いので、合格を目指せるほどに理解を深めることが大変だった。放課後や長期休暇に課外授業をしてくださった先生方には、とても感謝している。

 

【後輩に一言】

失敗ですら無駄では無く、次に活かせるということを自分は学んだ。

一度の失敗で諦めず、二度目があるなら是非挑戦して欲しいと思う。

 

 

電気科・第6回科集会

電気科・第6回科集会

 12月10日(火)放課後に、電気科・第6回科集会が行われました。今回は、服装頭髪検査も一緒に各科に分かれて行われました。

 まずは、担任・副担による服装頭髪検査が行われたと、科集会では仲嶺科長が不在でしたので、園田先生が話されました。

服装頭髪検査の様子

科集会の様子

インターンシップ3日目・電気科2年

インターンシップ3日目・電気科2年

 12月5日(木)は、インターンシップ3日目。生徒達の頑張っている様子を見に行きました。

 今回見学させていただいたのは、一般財団法人九州電気保安協会、株式会社球磨電設、株式会社大和冷機の3社です。

 九州電気保安協会と球磨電設は、水上村にある熊本県営の「市房第一発電所」の水車発電機等の更新工事に携われており、その現場見学をさせていただきました。市房ダムは1960年(昭和35年)に運転を開始し、約60年余りが経ち老朽化しているため、全面リニューアルし発電能力のアップを図るとのことです。主要納入更新機器は、縦軸カプラン水車、三相交流同期発電機、入口弁、励磁装置一式、調速機、圧油装置、水車制御盤一式、給排水装置、圧縮空気装置一式、制御・保護装置、高圧配電盤、ケーブル工事等です。

 今回現場を見学させていただき、生徒達は60年前の技術や令和の時代の新技術を自分の目で見れて、とても勉強になったし幸せだと思いました。見学は、2時間かけて一つ一つ丁寧に説明をしていただきました。作業をされている方の中には、本校の電気科卒の方も多くおられ、先輩達の仕事をされている姿を見て生徒達は感動していました。今週の土曜日は、第2種電気工事士実技試験、日曜日は第1種電気工事士の実技試験が行われますが、今回の現場見学により、改めて資格取得の重要性に気づいたと思います。

 大和冷機さんでは、一人は現場での作業、もう一人は事務所でCADを使っての設計を写すという作業を行っていました。電気科では手書きによる電気製図を2年生で行いますが、CADを使っての製図は、3年の実習や課題研究でしかできないので、生徒はいい勉強になっていると思います。

見学前の打ち合わせ(九州電気保安協会・球磨電設)

現場への移動(九州電気保安協会・球磨電設)

現場での説明(九州電気保安協会・球磨電設)

CADを使っての作業(大和冷機)

インターンシップ初日・電気科2年

インターンシップ初日・電気科2年

 12月3日(火)~6日(金)の4日間、2学年生のインターンシップが実施されます。初日の今日が、都合によりインターンシップができない生徒8名が、朝からそれぞれに分かれて作業を行いました。

12月8日(日)鹿児島県で行われる「第一種電気工事士実技試験」の単位作業をする生徒

12月7日(土)熊本大学で行われる「第二種電気工事士実技試験」の単位作業をする生徒

荒れ地を整地する生徒達

さすがに2年生になるとスコップの使い方も上手です

埋まっているブロックの塊を撤去する生徒達

小型耕耘機を使っての仕上げ。他の生徒は石拾い。ちゃんと仕事分担をして効率よく動きます。

朝課外・電気科

朝課外風景(電気科)

 今日は、電気科の朝課外風景を紹介します。

 3年生は就職試験、1・2年生は部活動の大会前、しかも9月28日(土)には本校の体育大会というハードスケジュールの中、現在電気科では、4カ所に分かれて朝・放課後の課外を行っています。第一種電気工事の筆記を電気科3年生の教室(3年・2年)で、磁気室(実習棟)で2級電気工事施工管理技術検定(3年・2年)、第二種電気工事士の筆記を視聴覚室(電気科2年生と他の科の生徒)と電気科1年生の教室で電気科1年生が行っています。朝課外を受ける生徒の中には、7時から朝練をして、7:40から課外を受ける生徒もいます。この頑張りが、結果に繋がってほしいものです。いい結果に繋がらなくとも、資格取得にチャレンジし勉強することで、その努力の過程は生徒を大きく成長させてくれます。

電気科2年生と他の科の生徒の第二種電気工事士担当は、園田先生

電気科1年生の第二種電気工事士の担当は、岩谷先生

 

2級電気工事施工管理技術検定の担当は、木村先生

電気科3年・2年の第一種電気工事の担当は、田代先生・仲嶺先生

電気科・集団練習

電気科・集団練習

 本日(9/13)から、9月28日(土)に実施される体育大会の科集団練習が始まりました。1年生は初めての体育大会の練習ですが、先輩が熱心に指導するため、緊張しながらも楽しく応援練習や集団行動(球磨工名物、エッサッサ!!!)に大声を張り上げていました。

 集団練習が終わった後、3年生が1・2年生の前で9月16日(月)から始まる就職試験に向けての決意表明をしました。

まずは、リーダーの紹介から始まりました!

球磨工名物・エッサッサの練習

雨が降ってきたので、室内での練習

各学年に分かれての練習

3年生一人一人による、就職試験に向けての「決意表明」

電気科・第5回科集会

電気科・第5回科集会

 9月2日(月)午前中は第二学期の始業式と学年集会が行われました。午後は、校内検定試験が実施された後、第5回の科集会が、電気科職員室前で行われました。

 仲嶺電気科科長より、安全教育と資格取得についての話がありました。

体験入学(電気科)

体験入学(電気科)

 7月31日(水)の9:00~12:00に中学生体験入学が実施されました。今年も地元の中学生だけでなく県内外から363名の中学生が暑い中参加してくれ、説明する生徒も「少しでも電気科の事を知って欲しい」と、汗だくになりながら頑張って説明していました。

発電機の説明

高圧実験

シーケンスを使ったゲーム

県チャンピオンによるものづくり(電気工事)

マイコンカー走行

課題研究で製作したエアーホッケイでのゲーム

実習で製作した(1年生)アイディアロボットの説明

電気科の説明

電気科・第4回科集会

電気科・第4回科集会

 7月17日(水)16時より、電気科・第4回科集会が行われました。早いもので、明日がクラスマッチ、明後日が終業式で一学期が終わります。夏休みに入る前に、『常識ある夏休みの過ごし方、3年生にとっては進路決定の大事な時期、人生の岐路に立ってます。1・2年生にとっては部活動・資格取得に励み充実した夏休みを過ごして欲しい。また、事故や怪我等には十分気をつけるように!』と、仲嶺科長より話がありました。

まずは挨拶から

仲嶺科長の講話

電気科・資格取得への取組

電気科・資格取得の取組

 昨日、6月9日(日)に実施された、「2級電気工事士施工管理技術検定」の合格発表がありました。本校の電気科3年生が19名受検し13名の合格(合格率68.4%)、2年生が3名受検し1名の合格(合格率33.3%)でした。

 本日は、10月6日(日)に実施される下期「第2種電気工事士・筆記試験」の朝の課外風景を紹介します。現在、視聴覚室において、電気科2年生20名、建築科3年生5名、機械科3年生2名の27名で朝課外を行っています。本校では初めて、他の科より「是非、第2種電気工事士を受検したい」と生徒が申し出たため、電気科2年生と一緒に朝課外を始めました。

 電気科の2年生は、すでに第2種電気工事士の勉強をしているため、視聴覚室の後でお互い教え合いながら勉強を進めています。他の科の生徒は、初めて電気を学ぶわけですから、初歩の「直流」と「交流」から勉強を始めています。席はより目が届くように、一番前に座ってもらい、初めて見る公式などに奮闘してます。他の科の3年生が真剣に取り組む姿勢に、電気科2年生にもいい刺激になっています。

課外風景①

課外風景②

課外風景③

第3回電気科・「親子で学ぶ」

第3回電気科「親子で学ぶ」

 6月15日(土)10:00~11:30に、電気科では、親子で電気工事の業界や作業等を学び、生徒は3年間で取得する資格および資格の必要性、保護者は必要となる資格について理解することを目的とし、「人吉電気工事共同組合青年部」の協力を経て、出前講座を3年前から実施してます。

 講師は12名で、殆どが本校の電気科卒の先輩方です。

 今回の参加者は電気科26名(全員出席)、保護者16名、職員4名、講師を含め合計58名で実施されました。

 人吉電気工事業協同組合 延岡理事長、九州電力(株)人吉営業所長 寶代所長の挨拶の後、電気科34期生 内布冷設(株)社長の「電気とは」と題して実験を含めた講話をしていただきました。講話の後は、実際に使用している工具等を腰に付けての点検口調査や、高所作業車での試乗体験など、普段では体験できない事をしていただき、生徒や保護者は大変勉強になったと思います。

 

 

    朝早くからの準備         スリッパを並べての入室は当たり前

 

 

   今回の講師陣です               開会の様子

 

 

    延岡理事長の挨拶         九電(株)人吉営業所の寶代所長の挨拶

 

  

         「電気について」講話をされる内布社長

 

 

 

                 実験の様子

 

 

          小学生(弟)や保護者も体験されました

 

 

          現場での電気工事作業の説明及び実演

 

 

  実際使用する工具類の装着       工具を装備しての点検口からの検査

 

 

 

               高所作業車の試乗体験

 

               仲嶺科長の閉会の挨拶

 

授業を受けてのいろんな感想をいただきました。

【生 徒】

・資格について、考えなおすことができたました。
・たくさんの話や実演などができ、とても充実した時間を体験せきました。
・1年生のうちから、いろんな資格にチャレンジしたいと思いました。
・自分の将来についての目標がついたので、またこのような楽しい講話をして欲しい。
・いろんな電気工事の体験ができて、良かった。
・今日の学んだ事でこれからもっと頑張っていこうと思いました。
・楽しい講話、ありがとうございました。
・今日学んだ事を、これからの学校生活に生かしていきたいと思います。
・貴重な体感ができとても楽しかった。進路決定の目標に向けていい体験だった。これからも、勉強や資格取得に向け頑張ります。
・親と一緒に将来のことを学べて良かった。これから、将来について一緒に学んでいきます。

 

【保護者】

・電気について何となくしか分かってませんでしたが、今回の学びをとおして、少しですが理解でき嬉しく楽しかったです。子どもにも、もっと勉強に励み、資格取得にも頑張って欲しいと思います。
・子どもと一緒にいろいろ勉強ができて、大変楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
・2年前に聞いた時より、今回の実演と体験は、ものすごくわかりやすかったです。高所作業車にも乗せていただくことができ、本人にとってもすごく貴重な体験になったと思います。
・一緒に勉強して、資格取得を受けます。

 

【講 師】

・まさか自分達が先生として、生徒の前で授業するとは、高校時代では考えられませんでした。今回の出前授業を通して、一人でも多く電気工事に興味を持っていただけるなら、授業をやって良かったと思います。

・私達の頃は球磨工業高校だけでなく他校も元気が良く、一言で言うと悪かったのですが、今の球磨工業高校は、部活・資格取得・ものづくり・地域貢献と、先輩として後輩の頑張りを見たり聞いたりして、本当に鼻が高いです。御指導されている先生方は本当に大変だと思います。

・1時間30分の出前授業ですが、「どう授業をすれば後輩達が電気に興味を持ってくれるか」で、悩みました。授業をされる先生方の御苦労が分かります。

 

  ちなみに本校では、2月に人吉市電気工事共同組合青年部が主催する、人吉市鍛冶屋町の竹灯籠400本(イルミネーション)を設置する作業に、2・3年生の電気工事士の資格取得者を中心(機械科のロボット製作班)に60名ほど、「技術ボランティア」として毎年参加してます。今回参加してくれた生徒達が資格を取得し、一人でも多くこの技術ボランティアの事業に参加して、今回の「出前授業」の恩返しをしてくれる事に、期待します。

第3回電気科集会

第3回電気科集会

 6月12日(水)15時から第3回電気科集会が行われました。

 開会の後、仲嶺科長による「安全」についての話がありました。

 電気は普段の生活において重要な部分を支えています。電気の無い生活は考えられません。しかし、電気は目に見えないため、ちょっとした気の緩みから大事故に繋がったり、大けがをすることがあります。これから、梅雨に入り、ジメジメした憂鬱な時期になりますが、気を引き締め普段の授業や実習に取り組んでください。と、話された後、今月は「心のきずなを深める月間」ということもあり、言葉は、人を傷つけたり、死に追い込んだりします。しかし、言葉かけ一つで、友達を励ましたり、立ち直らせたり、勇気づけたりもできます。電気科軍団の結束を一つにし、悩んでいる友達がいたら声をかける勇気・気づきができる生徒になってくれることに期待してます。と、話されました。

 

               仲嶺科長の講話風景