産業社会と人間【商業系列】
この授業は、『産業社会と人間』という教科の中での、商業系列の部分です。
1学期の内容は、『ビジネス基礎』の入門編として、
「経済のしくみとビジネス」と「金融リテラシー」等について学んでいます。
今回は、まとめとして、Google Classroom等を活用して、
「インフレーションと世界の現状について考える」テーマを設定し学びました。
まず、金融リテラシーの基本問題を、
YOUTUBEから、活用しました。
いきなり1年生に対して答えを求めることは厳しいと考えたので、
生徒は、Chromebookパソコンを持参して席を移動し、
A班とB班に分かれて、各問に対して班ごとに話し合いながら答えてもらうことにしました。
問いは5問あり、答え方には、Google Formsの「質問」機能を活用して、
全員参加で取組、個々人が回答する形式で行いました。
次に、「インフレーションと世界の現状について考える」テーマで、
まず、「インフレとは何か?」について、生徒に発問しながら、確認をしました。
世界の現状については、
日経ニュースプラス9(テレビ東京/BSテレ東)(テレビ番組)の
2022年6月21日(火)の『インフレの衝撃(2)』を参考に、
授業の論点を組み立てて、生徒に発問してみました。
世界地図をスクリーンに投影し、地政学的な現状を答えてもらいました。
・「ロシアのウクライナ侵攻」における物価への影響
・「中国のゼロコロナ政策による都市や港の封鎖による物価への影響」
・SDGs、脱炭素社会と、燃料価格の高騰の矛盾等
最後は、今後、どうしたらインフレが解消できるか?
という難しい疑問を生徒に投げかけてみました。
Google Meet(ビデオ会議)で発表してもらいました。
生徒たちから、単刀直入に平和的な回答が返ってきました。
今後さらに、奥深く、世界や経済のことについて関心を高めていってほしいと願っています。
私自身、定年退職が近づく年齢となり、ICTスキルを学んでいくことは、
若いときほどスムーズにはいかず、学び直しをしているところです。
マニュアルやICT研修は、勿論、自主的に取り組んでおりますが、
授業活用について、分らないところは、人に尋ねるのではなく、
まず、グーグル先生(ネット検索)やYOUTUBEで学んでいます。
それでも、分らない場合は、熊本県から派遣されたICT支援員の先生や、
職場の若い先生に質問しながら、
自分の授業デザインの中で、ICTを活用できるところから徐々に取り入れています。