令和6年度 校内防災教育 を実施しました

〇趣  旨 

 平成28年熊本地震が発生した4月に、生徒を対象に、一連の地震と関連付けた防災教育を行い、貴重な経験の風化を防ぎ、防災意識の醸成するために実施いたしました。

 熊本県では、毎年4月を「くまもと防災教育月間」と位置付けられ、本校定時制においても防災教育の取組を深めております。

〇日   時  令和6年4月10日(水)4限目

〇テ  ー  マ  『東日本大震災「釜石の奇跡」 災害からの教訓』

       ~自主避難の重要性と防災意識の向上を目指す~

 〇本時目標    

 「防災意識の向上と、災害発生時の適切な避難行動の促進」

 釜石の奇跡と「津波てんでんこ」の事例を通じて、生徒たちに自主的かつ迅速な避難の重要性を理解してもらうため。

 また、熊本地震や球磨川の洪水など、過去に発生した自然災害から学ぶことで、様々な災害に対する備えを促す。

 〇進   行

 (1)防災教育の趣旨説明

 (2)NHKスペシャル

    『釜石の“奇跡”いのちを守る 特別授業』の視聴

 (3)班別協議・ワークシート記入

 (4)まとめ

※生徒たちは、真剣に映像を観て、岩手県釜石市の子どもさんたちの防災意識の高さや、避難の言伝え、非常時における行動力に感動を覚え、自分の防災活動のために取り入れたい、ということをワークシートや感想に記入していました。

  

 ちなみに、昨年4月の防災教育は、下記の内容を実施いたしました。

〇テ ー マ

 「平成28年熊本地震と令和2年7月豪雨の被災を振り返って、これからの防災を考える」

 〇内     容

 (1)【つなぐ~熊本の明日へ~】朗読『「正念場!!」だモン』

   ・班別協議

 (2)NHK[サイエンスZERO]

     “津波洪水”の驚きの破壊力とは!?

    球磨川の衝撃映像 科学者調査に密着

   ・班別協議

 (3)まとめ

 

平成28年熊本地震と令和2年7月豪雨の被災を振り返って

 

線状降水帯と、 “津波洪水”のメカニズムと恐ろしさ、早期避難の重要性について

 

過去の地元の災害の『その時』を、それぞれ思い起こし、共有しながら、

班別協議で、熱心に防災について語り合ってくれました。

今後も防災意識と危機管理の対処能力を高めてほしいです。