東陽石匠館訪問

 6月22日(木)総合的な探究の時間で、2年生の「紙芝居」班の調査研究として、八代市東陽町にある「東陽石匠館」を訪問しました。「紙芝居」班では、種山石工の祖・林七の孫として知られている「橋本勘五郎(丈八)」にスポットを当て、紙芝居を製作しています。
 支保工模型や石工たちの年表やゆかりの品の展示物を見たり、 アーチ橋の構造や工法などを学びました。
 また、石工たちの仕事を体験するコーナーでは、実際、「てこ」「輪軸」「滑車」「ころ」などを動かしてみました。50キロの石がスムーズに動いた時には、当時の石材運搬の工夫と知恵には、本当に驚かされました。
 最後に、来館した生徒は、上塚館長に日頃の疑問点を質問しました。生徒の一つ一つの質問に丁寧にお答えいただきました。

  

  
 当時、石橋造りの技術者集団として、種山石工は日本一であり、その結晶が美里町の「霊台橋」であり、秋にも、国宝に指定される予定の、山都町の「通潤橋」であるということ、この先人たちの功績を、私たちは、後世まで語り継いでいかなければならないと思います。 今回、学んだことを「紙芝居」製作に活かしてほしいと思います。
 お忙しいところ、ご対応いただきました上塚館長をはじめ、職員の皆様、本当にありがとうございました。