「お出かけ知事室~ともに未来を語る会~」in天草市に参加しました!

6月20日(金)の夜、天草市民センターで開催された「お出かけ知事室~ともに未来を語る会~」in天草市に、本校から4名の生徒が参加し、木村敬熊本県知事と直接意見交換しました。参加者25人中、高校生が16人と、これまで開かれた27市町村の中で高校生の参加者数は過去最多だったそうです。

 

本校の生徒から木村知事に対して、牛深が抱えている「人口減少問題」や「空き家対策」、「地域活性化に向けた取組」などについて質問を投げかけました。

 

知事からは、質問に対して次のような回答をいただきました。

・「『ないものねだり』ではなく『あるものさがし』」をしようとすることが大事。県の職員に対しても、この姿勢を大切にしながら仕事をしてほしいとお願いしている。

・「牛深の最大の財産は『海』」、県としても、天草市とともに、豊かで美しい海を生かして牛深の活性化を図っていきたい。

・「視点を変える」ことが大事。確かに牛深は熊本市から最も遠い。しかし、鹿児島県・鹿児島市などには近い。また、東アジアにも近い。そのような捉え方をすると、牛深の持つ可能性が広がると考える。

・「ロゲイニング」の取組はとても興味深い。そして、高校生が主体となって取り組んでいることに敬意を表する。地域活性化に向けた取組は他の地域でも数多く行われているので、参考にできるところを取り入れながら、さらに多くの参加者を呼び込んでほしい。

 

意見交換を終えた後、木村知事から「天草の高校生が故郷の未来を真剣に考えてくれていることをとても頼もしく感じた」との言葉をいただくとともに、記念写真まで撮っていただきました。参加した生徒たちにとってかけがえのない、とても貴重な時間となりました。この経験をこれからの人生に生かし、将来の天草・牛深を担う人財へと着実に成長を遂げてくれることを願っています。