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【中3】偉人に挑戦!!

おはようございます。

みなさん日々のなぞなぞを楽しんでいるようですね。

前回の「赤白帽子の問題」の答えですが、素晴らしい解答が投稿されましたので、それを解答として紹介します。

 

Cさん・・・Cさんは前2人の帽子の色を見ることが出来る。仮に前2人の帽子の色が同じだった場合、Cさんは自分の帽子の色が前2人の帽子の色と違うことがわかる。しかし、前2人の帽子の色が違った場合、自分の帽子の色は赤か白の2通り考えられるため確実には分からない。

 

Bさん・・・Cさんが帽子の色を宣言した場合、自分の帽子の色は前の人の帽子の色と同じであることが分かる。逆にCさんが帽子の色を宣言しなかった場合、Cさんからみて前2人の帽子の色は違う ⇒ Bさんは帽子の色がAさんの色と違うことが分かる。

 

Aさん・・・残念ながら何も分からない。

 

よって答えはBさんである。

 

それぞれの立場になって、様々な可能性を考えると導き出されますね。

多様な見方・さまざまな可能性を考える力は勉強だけでなく、社会で生きていくのに必要な力となりますね。

 

さて、今回はずばり数学の問題を出したいと思います。

授業で扱うことも出来る内容ですので、授業代わりに挑戦してみてはどうでしょうか。

 

【問題】

図のように直角三角形ABCがある。△ABCの各辺を1辺とする正方形が図のように各辺と1辺を共有している。

次の問いに答えよ。

(1)△ABG≡△HBCを証明せよ。

 
(2)図のように平行線を引くとき平行線を引き,辺AB,HIとの交点をそれぞれP,Qとする。

 このとき,長方形PBHQと正方形BCFGの面積が等しいことを説明せよ。

 
(3)(1),(2)を参考にし,3つの正方形に成り立つ関係を考えよ。

 

今回の問題は、数学史における偉人の1人である、ピタゴラス氏が発見した有名な定理に関する問題です。

(定理そのものは3年生の後半で学習するものですが、2年生までの知識でも可能です。)

家庭学習期間の時間を使って、数学の歴史に触れてみるのもいいのではないでしょうか。

 4月27日 担当 渡部

 

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