是非、いつか一緒に「小さな恋の歌」の手話歌をしましょう!
本やファイルが散乱していた職員室も断捨離、棚を一段だけにしてすっきりしました。割れた寄宿舎のガラスも入れ替え、はがれたりヒビが入った外壁は現在修理をしています。地震発生から100日を越え、一歩ずつ前進しています。
→
→
短めの夏休みですが、幼児児童生徒、それから教職員もゆっくりと休み、体制を整え、2学期から”あたりまえの学校生活”が送れるように頑張ってまいりたいとおもいます。
これからも熊本聾学校をよろしくお願いします。
しかし、未だに自宅に帰れず、別の家から登下校をしている児童生徒や、夜ぐっすりと眠ることができない子どもがいます。
私たちにできることは何があるだろうかと、日々模索をしています。
災害時の聾学校の在り方、さらに深刻な地域への支援の仕方、この経験から得た教訓をいかにして形にするか、そして、頂いたたくさんの支援に対し、感謝をどのような形で伝えていこうか・・・
今回も頂いたたくさんのメッセージに本当に勇気づけられました。
秋田県立聴覚支援学校
富山県立高岡聴覚総合支援学校
奈良県立ろう学校
沖縄ろう学校
群馬県立聾学校
の皆様方、ありがとうございます。
平成28年6月30日(木)
熊本は今日も雨です。
先日、青森県立弘前聾学校より応援のメッセージを頂きました。
心を痛めてくださってありがとうございます。元気づけていただき感謝します。
まだまだがんばります。雨にも負けず、揺れにも負けず、そんなくまろうでありたいと思います。
平成28年6月24日(金)
熊本聾学校に春日晴樹様というお客様がいらっしゃいました。
春日様が「被災した熊本のために何かをさせてほしい」とご連絡をくださり、ボランティアで宇宙授業をしてくださいました。
宇宙のお話がすばらしかったのはもとより、これまでの経歴がすごく、その生き様を通して、「やればできる」ということを教えていただきました。授業をしていただいた2時間、子どもたちの目は釘づけ!キラキラと輝き、話に・映像に夢中になっていました。
質問の時間でも止まらない挙手!本当に面白い授業だと、子どもたちの興味・関心は自然と引き出されるものですね。
本当にありがとうございました。
平成28年6月20日(月)
今日は素敵なお客様が来校されました。
聾者として世界で初めてエベレスト登頂を達成された田村聡様です。田村様は忙しい合間を縫って、被災した熊本の力になりたいということでボランティア講話をしてくださいました。
エベレストの写真や登山に使った道具、経験などを通して
「チャレンジする」ことへの大切さを語られたことを受けて、
生徒たちも「感動しました」「かっこいい」「聴こえなくてもできるんだ」といった感想を持っていました。
本当にありがとうございました。
応援のメッセージを頂きました。
今回は福井県立ろう学校からです。
その大きさに驚きました。朝会で紹介した際には、驚きと喜びの声がおこりました。
熊本は、本日は雨天。暑さと湿気でじめじめしておりますが、吹き飛ばす勢いでがんばります。
今週土曜日は「くまろう公開デー」です。多数の参加申し込みを頂き感謝申し上げます。くまろう幼児児童生徒職員一同、こころよりお待ちしております。
本日も応援のメッセージを頂きました。
長崎県立ろう学校と岡山県立岡山聾学校からです。
長崎からは一人一人から写真付きのメッセージ、嬉しい限りです、
岡山からは熊本の名産の後ろに日本国旗。日本中が見守っていてくれているというエールです。
とても心強く感じます。ありがとうございます。
来週はくまろう公開デーがあります。ぜひともたくさんの方々に、頑張っている生徒たちの様子を見に来ていただきたいと思います。
本日も応援のメッセージを頂きました。ご紹介させていただきます。
九州から遠く、北海道千歳高等支援学校からお手紙を頂きました。
「熊本に行ってお手伝いすることは出来ませんが・・・」と書いてありますが、
このように心を寄せてくださることが一番の励みになります。感謝いたします。
負けないで頑張ります。
本日も応援のメッセージを頂きました。ご紹介させていただきます。
”九州はひとつ”
地震の際は熊本だけでなく、近隣の県も揺れたと聞いています。恐らく福岡でも大きな揺れがあったのではないでしょうか。
九州を形どった温かいメッセージをありがとうございます。
こちらは宮城県立聴覚支援学校からです。
実は昨年度、宮城県立聴覚支援学校の先生が来てくださり、東日本大震災の経験を熊本聾学校のためにご講話してくださいました。
強そうなくまモンです(笑)。元気出ました。
取り急ぎ、ホームページでお礼を申し上げました。熊本聾学校、一致団結してがんばっています!
残念ながら、熊本地震の影響により開催を断念し、予定を変更して授業参観及びPTA総会を行いました。
ひとつひとつの行事をする度、日常へと戻っている感じがします。今週金曜には幼稚部・小学部の運動会があります。
さまざまな学校からの応援のメッセージが届いております。
今回は
福岡県立直方特別支援学校
福岡県立久留米聴覚特別支援学校
から頂きました。
先日の千羽鶴と同様、渡り廊下に飾らせていただきました。
九州の聾学校とのつながりや、熱い想いをひしひしと感じました。
ありがとうございます。
熊本中央ライオンズクラブ様を通して、関連企業様方より支援物資を頂きました。
どれくらいか量がわからないほどたくさんの水を頂きました。
もう・・・涙が出そうになりました!感謝します。
備蓄しながら、いろいろなことに使わせていただこうと思います。ありがとうございました。
福岡県立福岡高等聴覚特別支援学校より励ましの千羽鶴が届きました。
温かい気持ちになりました。
放課後、高等部の生徒会長が「みんなに見せたい」ということで、渡り廊下に飾ってくれました。
通るたびに、元気をもらうことができます。
まだまだ、修理ができていない所もありますが、少しずつ、学校にも笑顔が戻ってきました。
がんばるぞ!熊聾!
熊本中央ライオンズクラブ様をとおして、赤坂ライオンズクラブ様より、支援物資をいただき、その寄贈式がありました。
内容は
・タオル、テッシュ、水、お菓子、ブルーシート、ハンドソープ等です。
備蓄するなどして非常時の備えとし、大切に使わせていただきます。
ありがとうございました。
熊本地震より26日後。やっと熊本聾学校も授業を再開することができました。
まだまだ地震の影響は残っていますし、余震も続いています。それでもやはり、学校に幼児児童生徒の元気な姿が戻ってくると、私たち職員も元気をもらうことができます。
ここから、一歩ずつ、手を取り合って進んでいきます。
様々な方々のご支援、ご協力感謝申し上げます。今後ともよろしくお願いします。
写真は授業や、避難経路の説明の様子などです。
5月10(火)授業再開 ~みんな、待ってるよ~
この度の震災につきまして、心からお見舞い申し上げます。
熊本聾学校におきましては、ライフラインも復旧し、建物の安全確認も終了しました。寄宿舎も9日から受け入れ予定です。
この2週間余り、子どもたちの笑顔あってこその「熊ろう」であることを痛感しています。再開を待ち遠しく思い、授業準備に日々取り組んでいます。
熊本聾学校でも外壁の剥離(はくり)や、窓ガラスの破損、壁のひび割れ等の被害が確認されています。県教委よりの通知で、4月22日(金)までの休校が決定していますが、都市ガスの復旧や浸水した厨房の衛生上の点検、牛乳を始めとする食材の調達などの困難な状況が長期化すると思われます。ご理解ください。
子どもたちはケガなく元気でいるようです。車中に寝泊まりしている職員もいますが、学校の復旧に通っています。
一日も早く子どもたちが笑顔で戻ってくるよう、頑張っています。
【保護者の皆様へ】
緊急事態や変化がありましたら、学校へご一報ください。
TEL 096-368-2135
E-mail kumamotorou-s@pref.kumamoto.lg.jp
管理責任者 校長 市原留美子