学校からのおしらせ

今、熊聾では・・・(その286)

 夏休み期間に幼稚部の先生数人がDIYに挑戦し、新しい本棚を用意してくださいました。キャスター付なので、教室間や廊下への移動も簡単に出来そうです。

 作成された先生方は、子供たちが本棚の前に集まって、色鮮やかな表紙に目を輝かせながら、いろんな本を手に取る姿を想像しながら作業をされたそうです。

 本をたくさん読めば言語力が身につくかと言えば、そう簡単なものではありませんが、私がこれまでに出会った言語力を身につけた聴覚障害者(ろう者)は読書量の多かった人ばかりです。

 まずは、幼児期に絵本好きになってもらうよう、親子で一緒に絵本を楽しむことから始めてはいかがでしょうか。

 
令和3年9月3日         
熊本聾学校 校長 五瀬 浩