つなぐ・つながる・つくりだす
学校からのおしらせ
今、熊聾では・・・(その198)
2月25日(木)、共同教室にて寄宿舎の送別夕食会がありました。
現在は、コロナ禍にあって、個室で舎食をとることが日常となっていますが、この日の夕食会では、本当に久しぶりに舎生全員が一堂に会し、楽しく会食を行うことが出来、顔を合わせて食事をすることの大切さをあらためて感じました。
会食後は思い出のVTRで寄宿舎生活を振り返り、在校生から卒業生に向けてのお祝いの言葉、卒業生一人ひとりからのあいさつ、そして記念品贈呈などのプログラムで会が進みました。場の設定が良かったこともあるのでしょうが、本当に感動的な夕食会となりました。スライドを見て涙を浮かべる舎生もいました。記念品を贈呈した後に、涙をこらえきれず顔を覆う小学生の姿もありました。思わず私も目頭が熱くなりました。
このような寄宿舎の行事を通して、寄宿舎の一体感が生まれることは間違いありません。心の成長につながるとても良い企画でした。
卒業生からは、これまでの寄宿舎生活での思い出や先生方への感謝の言葉も多く聞かれました。指導員や舎監の先生方に反発したり、困らせたりしたことなども述べてくれました。卒業生からの言葉をあの場で聞かれた寄宿舎の先生方、舎監の先生方はきっと御苦労が報われたことと思います。寄宿舎の先生方、舎監の先生方にはあらためて日頃のお取組に感謝いたします。
来年はできるだけ多くの先生方が夕食会に参加できるようになることを願っています。
令和3年3月4日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
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