学校からのおしらせ

今、熊聾では・・・(その239)

 高等部2年生の家庭科の授業で、生徒たちが高齢者の疑似体験を行っている様子を見かけました。指定された箇所、廊下、階段を通って教室に帰ってくる間に、生徒たちはお年寄りや障がいのある方たちの困りを実感したようです。

 以下は、事後の生徒たちの感想です。

 

  ・階段を下る時が怖かった。

  ・コミュニケーションをとるのが難しかった。

  ・文字が見えづらく、手指の作業も不便で驚きました。
 

 本校の幼児児童生徒たちは自らの障がい(聴覚障がい)について小さい時から系統的に学んでいきますが、他障がいについて理解を深めることもとても大切なことですね。

 
令和3年5月19日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩