学校からのおしらせ

今、熊聾では・・・(その43)

 6月の学校再開後、透明マスクやファイスシールドの活用については、本校のみならず国内外でもメディアに取り上げられ話題となっています。しかし、最近過剰な対応をしすぎているのではという事例を見聞きすることがあります。批判的な内容を具体的に示すと差し障りがありそうなのでここでは控えますが、少なくとも本校内では教職員間でそのことを整理しようと思い、先生方の意見を反映させた「マスク使用に係る確認事項」を昨日の職員会議で説明したところです。
 新型コロナを完全に防御しようとすれば、かなりの重装備をしなければならないでしょう。しかし、現実的にはそのようなことは不可能です。現在の県内感染状況も念頭に置き、マスクの効用等も考慮しながら聾学校としてのマスクの使用の在り方については聞こえる子供たちが通う学校とは異なる対応をとらざるを得ないと考えています。
 

令和2年6月19日      

熊本聾学校 校長 五瀬 浩