学校からのおしらせ

今、熊聾では・・・(その27)

 聴覚障がいは分かりにくい(理解が難しい)障がいとよく言われます。
 個々人の障がい(きこえ)の程度は様々であり、年齢や環境によってもコミュニケーションの方法は実に多様です。また、補聴器や人工内耳をしていても髪の毛等で隠れていたり、補聴機器を装用していなかったりすれば、外見上は聞こえる人と何ら変わらないため、きこえる人(聴者)は聴覚障がいに全く気づかないこともあります。
 それ故に本校の子供たちは誤解や差別を受けやすく、理不尽な対応をされてしまうことが時にあります。そんな時、悔しく歯がゆい思いをした子供たちや保護者・家族の方々はたくさんいらっしゃると思います。私たち熊聾の職員も同じです。
 子供たちの将来の「自立と社会参加」に向けて、本校卒業までに「主体的に人生を切り開いていこう」とする態度を育むことと併せて、聴覚障がいを正しく理解してもらうための理解啓発活動にも力を入れていきたいと考えます。
  

令和2年5月28日      

熊本聾学校 校長 五瀬 浩