学校からのおしらせ

今、熊聾では・・・(その18)

 本校教職員の在宅勤務を開始してちょうど1カ月が過ぎました。在宅勤務率8割を目指して取り組んできましたが、目標はほぼ達成出来ているようでコロナ感染拡大防止に大きく貢献できたのでは‥と自負しています。
 何せ初めての取組ですので、不安と戸惑いの中に在宅勤務はスタートしましたが、ある先生からは「家に居ることで絶対に自分には移らない、また他人に移していないという安心感がある。」という話を聞きました。まさに在宅勤務の目標はここにあると思いました。
 さて、在宅時の先生方の業務内容ですが、①授業に係る内容(教材研究、課題作成、手話の学習、動画作成、掲示物作成、学級通信等作成、学習指導要領読込、年間指導計画の見直し等)②分掌業務に関する内容(職員研修資料作成、専門書・文献研究、事務室業務の具体的内容検討等)③その他(保護者・生徒との連絡、関連機関等からの情報収集、マスク作成、コロナ関連の情報収集)等々と多岐にわたっています。細かい指示は出していませんが、先生方の創意工夫や独自の発想が見えて大変有難く、頼もしく思っているところです。
 さらに嬉しいことに、在宅勤務の成果物として先生方から私にマスクのプレゼントがありました。洗って使えるマスクです!…どこかで聞いたような…。有難く使わせていただきます。


 
令和2年5月15日      

熊本聾学校 校長 五瀬 浩