学校からのおしらせ

今、熊聾では・・・(その58)

 NHKテレビの「クマロク」で先週取り上げられましたが、熊本工業高校の電波部ロボット班の生徒さん達が制作した透明マスクの贈呈式を昨日本校会議室で行いました。
 熊工と熊聾による透明マスクの共同開発は、「市販品の透明マスクに改良を加えたものを3Dプリンターで制作していただけないだろうか」と、本校から依頼したことがきっかけでした。
また、熊工電波部ロボット班としては今年度の全国高等学校ロボット競技大会が中止となり、新型コロナウイルス対策として何か出来ることがないか検討されていたことも相まって、両校でのコラボレーション企画が始まりました。
 改良途中ではありますが、市販品と比べて改良型透明マスクには次のような特徴(メリット)があります。
①   透明部分(マスク)の大きさを好みの大きさに調整できること
②   安価で作れること(本品は1枚当たり30円程度)
③   軽量であること
④   顎にかける部分を必要とせず、肌への接地面を極力小さくしており、ベタつきを軽減でき、夏場に蒸れないこと
⑤   マスク(透明部分)の取替品を簡単に自作出来ること
 
※マスクの土台となる部分を透明素材にすれば、見た目の違和感が更に無くなると思われます。(透明の材料が現在は品薄で手に入らない状況ということです…)

 

令和2年7月10日      
熊本聾学校 校長 五瀬 浩