学校からのおしらせ

今、熊聾では・・・(その44)

 先週、熊本市東消防署から3体のダミー人形をお借りし、幼稚部ホールにて「心肺蘇生法」とAED使い方について演習を行いました。
 救命措置の手順や内容は科学的見地や技術の進歩等で変わっていくこともありますので、常に最新の手順や方法等については知っておいた方が良いでしょう。
 私が大学生の頃、遠泳実習と併せて人命救助の演習があったのですが、当時は、生身の学生同士で救助者役と要救助者役になり、気道確保のために砂浜を掘って、そこに要救助者の頭を置き、口にガーゼを当てて息を吹き込む(他人の生温かい息が吹き込まれる)といった実習をやっていました。今では考えられないですね。遠い記憶ですが忘れることができません…。
 

令和2年6月22日      

熊本聾学校 校長 五瀬 浩