見えぬけれどもあるんだよ 見えぬものでもあるんだよ ~金子みすず「星とたんぽぽ」より~

5月22日の記事で

路上で負傷した女性の救助に一役買った熊商生3人を紹介しました。

実は、他にも嬉しい報告があります。

 

☆その1

5月11日(土)、その方のお子さんがバス停に忘れ物をしたそうです。急いで取りに戻ったけれど見当たらず、近くの味噌天神交番を訪ねたところ、落し物として届けられていたとのこと。「熊商の女子生徒」が届けにきたと聞かれ、保護者の方が感謝の電話をかけてこられました。

                               
☆その2
5月22日(水)の朝、通学中に自転車で転倒した子どもを、通りかかった「熊商の男子生徒3人」が助けてくれた。とても感謝している。 ― これは、市内の私立高校生の保護者の方からの電話です。

              
「熊商の女子生徒」や「熊商の男子生徒3人」が誰なのか、今現在分かっていません。
きっと前回、今回と紹介した以外にも、日々の生活の中で人のためになる行動・行為をしている熊商生がたくさんいるのでしょうね。

 

「誰かが見ているから」「褒めてもらいたいから」ではなく、困っている人に気づいて手助けできる熊商生。

 

当たり前のようでいて当たり前でない、その力や心のあり方は、例えば、掃除時間にも見て取ることができます。

 


女子も、男子も、先生も、一緒になって雑巾がけをしていました。

ある男子生徒に「皆が靴で行き来する廊下を雑巾がけすることに抵抗はないの?」と声をかけると「別にありません。きれいにしようと思うだけです」という答えが返ってきました。

 

見えざる善行者の「あなた」に拍手!